1991 Fiscal Year Annual Research Report
大学施設の再整備計画に関する研究ー名古屋大学におけるケ-ススタディ
Project/Area Number |
03650490
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Research Institution | Nagoya University |
Principal Investigator |
柳澤 忠 名古屋大学, 工学部, 教授 (40023048)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 彰一 名古屋大学, 工学部, 助手 (80185834)
片木 篤 名古屋大学, 工学部, 講師 (70204419)
谷口 元 名古屋大学, 工学部, 講師 (10115595)
辻本 誠 名古屋大学, 工学部, 助教授 (90115600)
清水 裕之 名古屋大学, 工学部, 助教授 (30187463)
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Keywords | ファシリティマネジメント / キャンパス計画 / 国際比較 |
Research Abstract |
大都市地域にある国立大学の多くは、研究教育施設の整備拡充に伴い過密状態に至っている状況にある。特に戦後の苦しい時代に整備された大学においては、当時の施工水準の低い施設を何とか維持して来たものの、40年程を経た現在再整備されるべき時期を迎えている。大学のキャンパス計画に関する研究は、内外ともに充分な成果を挙げているとは言い難く、これからの大学の新構想の立案と施設計画手法の開発が必要となる。また総合大学のような大規模な施設の維持管理は、将来的には電算機の導入により高度化・省力化が計られるべきであり、近年合衆国を中心に普及しつつあるファシリティマネジメントの概念を導入した新しいシステムが構築されるべきであり、そのための基礎的な研究がなされるべきである。以上の結果から下記の研究を行った。 1.施設運営実態分折:名古屋大学を始め工学部・医学部付属病院を中心に計画上特色ある施設を対象にのアンケ-ト調査を実施し、分析を行なった。 2.大学内研究・教育活動分析:既存統計資料・文献等から内外の大学の研究・教育活動の実績を評価した。 3.大学内業務分析:大学の管理・運営上の業務活動がどの様に行なわれているかを、数例の業務状況を調査した。 4.国際比較:欧米諸国、アジア諸国の大学施設との国際比較を行なった。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] 柳澤 忠,清水 裕之,ほか: "大学における研究室に関する考察ー名古屋大学におけるケ-ススタディー" 日本建築学会東海支部研究報告. 30号. 445-448 (1992)
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[Publications] 谷口 元,ほか: "多床室モデルル-ムにおける利用者評価と行為実験" 日本建築学会東海支部研究報告. 30号. 409-412 (1992)
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[Publications] 柳澤 忠,ほか: "手術室への人・物の出入りに関する研究 日本・台湾・大韓民国の複アクセス型手術部の場合" 日本建築学会東海支部研究報告. 30号. 421-424 (1992)
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[Publications] 柳澤 忠,ほか: "滅菌材料の供給・回収に関する研究 日本・台湾・大韓民国の病院の場合" 日本建築学会東海支部研究報告. 30号. 425-428 (1992)