Research Abstract |
土壌中より単離したαー1,2ーマンノシダ-ゼ生産菌,Bacillus sp.Mー90株を,酵母マンナンを炭素源とした培地で培養し 培養濾液よりαー1,2ーマンノシダ-ゼを調製した。各種クロマトグラフィ-で精製した後,Dーマンノ-スを基質とし,精製αー1,2ーマンノシダ-ゼの逆合成反応で生成するマンノオリゴ糖をHPLCで検出した。反応生成物はαー1,2ーマンノビオ-スで,経時的に生成量が増加した。またDーマンノ-スの濃度に5%から50%まで変化させたところ、マレノビオ-スの生成量は基質濃度を依存した。各種溶媒(DMSO,エタノ-ル,メタノ-ル)の逆合成反応におよぼす影響をみたところ,これらの溶媒では逆合成糖の生成量は減少した。反応の至適pHは7。至適温度は2時間の反応では45℃,15時間の反応では37℃であった。二糖の生成量が増加するとともに三糖の生成が確認された。次にαー1,6ーマンノビオ-スを反応系に添加し,αー1,6ーマンノビオ-スにαー1,2結合を導入する目的で,αー1,6ーマンノビオ-スを1%,Dーマンノ-スを50%添加した反応液をつくり,24時間後の反応液をHPLCにて調べたところ,三糖が生成していることを確認した。構造については現在検討中である。 一方エンド型αー1,6ーマンナナ-ゼを用いての逆合成反応を試みたが,Dーマンノ-スを基値にした場合,生成物が得られなかった。現在同酵素の反応条件について香検中である。 新規のαーマンノシダ-ゼを検索する目的で,キクラゲよりαー1,3ーマンナンを多量に含む多糖を調製し,本多糖を分解できる細菌を土壌中より単離した。本菌の培養濾液を租酵素液として,キクラゲ多糖を基質とし加れ分解反応を経時的に測定したところ、還え刀の増加か確認された。反応生成物をHPLCにて検出しようと試みたが現在のところ,分子量がかなり大きく,生成物の構造を明らかにするまで至っていない。
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