• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1991 Fiscal Year Annual Research Report

締固めた土の飽和・不飽和浸透特性の評価法及びフィルダム解析への適用に関する研究

Research Project

Project/Area Number 03660244
Research InstitutionTottori University

Principal Investigator

森井 俊廣  鳥取大学, 農学部, 助手 (30231640)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 服部 九二雄  鳥取大学, 農学部, 助教授 (00032300)
Keywords不飽和土 / 浸透 / 室内実験 / 有限要素法
Research Abstract

平成3年度において,飽和・不飽和浸透試験装置を試作し,標準砂を用いた基礎実験を行った。これにより,不飽和土の水分特性(透水係数〜含水率〜サクション関係)に対する測定技術がほぼ開発できたと判断できる。その主な技術的成果は次の通りである。
1.半導体トランスデュ-サによる負圧測定とラジオアイソト-プ法による水分量測定を組合わせることにより,精度よく不飽和土の水分特性を評価することができる。
2.負圧測定において,センサ-先端部をSiオイルで封入することにより,測定中の空気混入を避けることができる。
3.試験パタ-ンとしてInfiltration・Redistribution法を採用することにより,少ないセンサ-数で多くのデ-タを採ることが可能となる。
平成3年度には,この基礎実験と並行して,有限要素法による飽和・不飽和浸透流解析プログラムの開発も行った。解析プログラムの妥当性を公表されているデ-タによって検証するとともに,机上モデルにより,フィルダムの初期湛水過程および貯水位急低下時における浸透挙動の特徴,ならびにそれらに及ぼす不飽和水分特性の影響を調べた。
平成4年度では,ダムコア材料を用いた室内実験により,締固め状態や礫混入の影響を考慮した不飽和水分特性のモデル化を行うとともに,飽和・不飽和浸透流解析を利用したフィルダムの安定性問題について重点的な検討を加える予定である。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 森井 俊廣: "不飽和土の浸透特性に関する実験的研究 (I)RI法を用いた密度測定装置の性能" 第46回農業土木学会中国四国支部講演会. 87-88 (1991)

  • [Publications] 森井 俊廣,服部 九二雄: "不飽和土の浸透特性に関する実験的研究 (II)InfiltrationーRedistribution法による不飽和水分特性の測定" 平成4年度農業土木学会大学講演会. (1992)

URL: 

Published: 1993-03-16   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi