1991 Fiscal Year Annual Research Report
コホ-ト研究による肝機能検査成績と肝疾患発症との関連性
Project/Area Number |
03670272
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
稲葉 裕 順天堂大学, 医学部・衛生学教室, 教授 (30010094)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
菊地 正悟 順天堂大学, 医学部・衛生学教室, 講師 (40224901)
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Keywords | 肝癌 / 肝硬変 / 成人病死因調査 / 成人病罹患調査 / 成人病健診 / 肝機能検査 / コホ-ト研究 |
Research Abstract |
昭和57年から62年までの勝沼町・大和村における肝疾患による死亡者を、両町村の保健婦記録より把握した。昭和63年から平成2年までの肝疾患による死亡者は、総務庁告示第41号(平成3年6月17日)に基づいて、日下部保健所保管の死亡小票を転記したものから把握した。肝疾患罹患者については保健婦巡回記録および国保レセプトから、昭和57年から平成元年までの罹患率を把握した。なお、慢性肝炎の病名についてはレセプト病名という点から実際と合致しない可能性が高いと思われたので肝癌、肝硬変に限って把握した。昭和57年から平成2年末までの肝癌・肝硬変による死亡者は18名で、昭和57年から平成元年までの肝癌、肝硬変罹患者は死亡者を含めて44名であった。罹患者の把握については平成4年2月に、両町村の30歳以上の全住民を対象とした成人病罹患調査を両町村役場の協力を得て行ったが、レセプト等によって把握された罹患者の一致情報を分析した上で、来年度の分析に用いる予である。 健診結果については、両町村役場実施の住民健診結果を昭和48年から昭和61年の分については既に磁気入力した形で入手しているが、それ以後の分についても現在町村のマスタ-ファイルからの出力の作業を進めている。また、両町村とも山梨県厚生連が比較的多くの住民を対象として毎年健診を行っているが、こちらのデ-タについても昭和63年度までの分を入手し分析可能な形への変換作業を進めている。
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