1991 Fiscal Year Annual Research Report
細胞外マトリックスの新しい蛋白の単離とその機能ー組織脆弱と関連してー
Project/Area Number |
03670527
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Research Institution | 大分医科大学 |
Principal Investigator |
新海 浤 大分医科大学, 医学部, 助教授 (90030957)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
片桐 一元 大分医科大学, 医学部, 助手 (00204420)
藤原 作平 大分医科大学, 医学部, 講師 (90181411)
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Keywords | 細胞外マトリックス / デコリン |
Research Abstract |
子牛皮膚より6M尿素、4Mグアニジンにて可溶化された蛋白を超遠心にて分離後、HW‐55Fゲル(6×60cm)による中高速液体クロマトグラフィ-を行い、さらにCsCl密度勾配遠心によりコラ-ゲンを除き、6M尿素存在下にてステップワイズによるDEAEカラムクロマトグラフィ-にてデコリンを含む画分を得た。さらに直線濃度勾配により650Sゲルによるイオン交換クロマトグラフィ-により精製し、この画分に微量存在する分子量約45000の蛋白をSDSーPAGEにて分離した。家兎にこの分離した蛋白を免疫したが、微量蛋白のため抗体活性は上昇しなかった。ニトロセルロ-ズ膜に転写後アミノ酸配列を調べたところN‐末端から14番まで配列が判明し、ホモロジ-検索では未だ報告のない蛋白であることを見出した。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] Fujiwara S,Shinkai H,Timpl R: "Structure of N‐linhed aligo saccharide chains in the triple‐helical domains of human type VI and moure type VIII collagin" Matrix. 11. 307-311 (1991)
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[Publications] Katagiri,K,Honela.T Matsunaga.E.Shinkai.H: "Conparison of small and large praliogtyceens in bouine and nasal cuiti lage" Connectuie tissue. 22. 99-106 (1991)