1991 Fiscal Year Annual Research Report
顎口腔機能異常の歯牙接触と咀嚼粉動との関連に関する研究
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03670913
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| Research Institution | Osaka University |
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Principal Investigator |
奥田 眞夫 大阪大学, 歯学部附属病院, 助手 (50194494)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
桑原 俊也 大阪大学, 歯学部, 助手 (40234629)
丸山 剛郎 大阪大学, 歯学部, 教授 (20028757)
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| Keywords | 顎口腔機能異常 / 歯牙接触 / 咀嚼運動 / 咀嚼筋筋電図 |
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| Research Abstract |
正常者および顎口腔機能異常者を対象として、咬合、特に歯牙接触状態、咀嚼筋活動、咀嚼運動時の下顎運動についての記録を行った。咬合については、ナソマット咬合器に付属のファンクショグラフによる下顎運動経路の描記を行い、咬合干渉の有無および部位を特定するとともに、咬合器上で咬頭嵌合位のおける歯牙接触点の数および左右対称性について分析した。咀嚼筋活動については、当教室所有の顎口腔機能計測、記録、解析システムを用いて、咬筋、側頭筋前部、側頭筋後部および顎二腹筋前腹のガム咀嚼時筋活動を記録した。下顎運動については、上記システムにより咀嚼時および限界温動時の切歯点部の運動経路を記録した。以上のデ-タは、マッキントッシュII ci 5MB/HD80、アップルキ-ボ-ドM0116J、マッキントッシュ13インチカラ-RGBモニタ-M0401PAよりなるバ-ソナルコンピュ-タシステムを用いて、3.5インチフロッピ-ディスクに収集した。
上記のデ-タ収集とは別に、より臨床的な研究として、歯牙接触状態を変化させた際、特に補綴処置を行った際に正常者の顎口腔機能にどの様な変化が表れるかを調べる目的で、咬合時に最も大きな力が加わる第一大臼歯の全部鋳造冠による補綴前後における咀嚼筋電図、咀嚼時下顎運動経路および咀嚼リズムの変化を調べ、結果をWCPにて報告した。さらに、咬合挙上装置により垂直的ガイダンスを変化させた際の咀嚼運動の変化について、下顎運動経路および咀嚼の終末位の安定性、咀嚼リズムの変化について検討し、結果をJADRにて報告した。
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