1992 Fiscal Year Annual Research Report
顎整形力に伴う応力と顎骨のリモデリングとの関連性について
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03670976
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
鈴木 弘之 長崎大学, 歯学部, 助教授 (70018753)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
竹馬 聡 長崎大学, 歯学部, 助手 (50244075)
田中 隆一 長崎大学, 歯学部, 助手 (10188352)
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Keywords | Bone remodeling / 高重力(Hypergravity) / 三次元有限要素法 / 歯科矯正力 / 顎整形力 / 骨形態計測 |
Research Abstract |
歯の移動による骨吸収と添加は、骨の活性化 吸収 逆転 形成というリモデリングの順序に従って起こるといわれている。矯正力による骨の反応は、組織動態として計測する必要があり、顎骨の応力との関連について正確に把握できる必要があった。三次元有限要素法のプログラムは長崎大学総合情報処理センターの大型計算機、富士通VP1200(ベクトルプロセッサ)用に開発した。これまでと異なり3倍ぐらいのスピードになった。このためより大型の骨のデータ入力が可能になった。矯正力としてワイヤー、ゴムによる牽引も対応するようなプログラムにした。 イヌ尺骨の成長と形態に重力がどのような影響するか?動物実験により明らかにした。またシミュレーションによる解析もおこなった。顎骨における応力分布を咬合時や顎外力を受けているときの状態で、動的に三次元的に表示するようにした。矯正力負荷時の骨の形状変化と応力との関連性について明らかにするため、矯正治療が困難である骨格性の下顎前突、開咬を伴う上顎前突の筋力、骨と成長を考慮したシミュレーションプログラムとした。顎骨の成長とリモデリングに関係している因子を制御することが必要であり、その因子として顎骨の内部に発生する応力が骨の形成とリモデリングに影響すると考えられる。
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Research Products
(2 results)