1991 Fiscal Year Annual Research Report
トランスジェニックマウスを用いた神経ペプチドの生理的,病態生理的意義に関する研究
Project/Area Number |
03671152
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
乾 明夫 神戸大学, 医学部, 助手 (80168418)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳久 剛史 神戸大学, 医学部, 教授 (20134364)
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Keywords | トランスジェニックマウス / neuropeptide Y / 神経ペプチド |
Research Abstract |
1.マウス神経ペプチドcDNAのクロ-ニング ラットneuropeptide Y(NPY)cDNAをプロ-グとして,マウス脳cDNAライブラリ-よりクロ-ニングを行なったが,NPY cDNAの一部構造しか得ることができなかった。そこでPCR法を用いて,NPY及びcholeystokinin(CCK)のcDNAクロ-ニングを行い,目的とするcDNAを得た。マウスのペプチド及びcDNAはその構造の判明していないものが多く,NPY cDNAについてはシ-クエンスを行なった。 2.マウスNPY遺伝子のクロ-ニング ラットNPY cDNAをプロ-ブとして,マウスジェノミックライブラリ-のスクリ-ニングを行い 陽性のクロ-ンを得た。NPYゲノムの時に5^1側の十分に長いクロ-ンを選択し 現在構造解析中である。 3.プロモ-タ-の入手 3種類のプロモ-タ-の投与をうけることができた。Th_<ー1>ー1は中枢神経系に,GRFな視床下部に,そしてH2は全身全組織に過剰発現させることを目的とする。 4.コンストラクション,トランスフェクション NPY cDNAとTh_<ー1>ー1プロモ-タ-の組みあわせを最初に行い COS細胞にトランスフェクトさせた。 5.マウス受精卵への注入 現在,NPY cDNAの受精卵への注入を終了したところである。
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