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1992 Fiscal Year Annual Research Report

ファジィ理論を応用した教材構造分析システムの研究

Research Project

Project/Area Number 03680252
Research InstitutionWASEDA UNIVERSITY

Principal Investigator

山下 元  早稲田大学, 政経学部, 教授 (40112990)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 西村 和子  川村学園女子大学, 文学部, 助教授 (00149288)
滝沢 武信  早稲田大学, 政経学部, 教授 (70119519)
和田 淳蔵  早稲田大学, 教育学部, 教授 (50063342)
寺田 文行  早稲田大学, 理工学部, 教授 (30063324)
洲之内 治男  早稲田大学, 理工学部, 教授 (80063238)
Keywordsファジィ理論 / ファジィグラフ / ファジイ決定 / クラスター分析 / 近似三値分析 / 教材構造分析 / 認知構造分析 / CARATシステム
Research Abstract

ファジィ理論は,人間の認識や行動に関する確定しにくい情報を解析する理論で,近年,社会科学や人間科学などの分野にも広く応用され始めた.教育に関する情報は,通常,ファジィグラフで表すと解析しやすい.つまり,その情報構造を項目の類似性や関連性について分析することにより,適切な意思決定を行うことができる.
本研究は,教材項目の類似性や関連性の分析をファジィグラフを応用して行い,教材構造や教材系列を明確にするものであり,また,ファジィデータの分析処理システム関発するものである.
ファジィグラフの解析については,類似性に関するクラスター分析法や関連性に関する近似構造化法を研究し,開発した.また,その適用として,数学教材の分析事例を通じて,認知構造分析による教授設計モデルを作成した。なお,支援システムについては,設計開発の途上にありさらに,継続的な研究が必要とされる.
研究の成果は,国際数学教育学会,国際教育工学会,北米ファジィ学会などの国際学会,また,日本科学教育学会,日本数学教育学会,電子情報通信学会などの国内学会で発表し,順当な評価をえた.
本研究のまとめとしては,関連学会に発表した論文を册子に編集して研究報告書とした.なお,ファジィモデルの研究に加えて,ファジィ理論の数学的基礎の研究も行い,ブラウァ朿やストーン朿の構造と本研究の結びつきが強いことなども検討した.

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Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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