1991 Fiscal Year Annual Research Report
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03801036
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| Research Institution | KINJOGAKUIN UNIVERSITY, JUNIOR COLLEGE |
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Principal Investigator |
西原 一幸 金城学院大学, 短期大学部, 助教授 (40141460)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河野 敏宏 愛知学院大学, 教養部, 講師
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| Keywords | 妙法蓮華経釈文 / 法華経 / 音義 / 字書 / 注釈 |
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| Research Abstract |
研究計画に記したとおりの研究の基礎作業を以下のとおり完了した。
(1)『妙法蓮華経釈文』の本文をコンピュ-タ入力し、校正作業を完了した。
(2)本文を解析作業に適するように加工し(標字・音注・本文などに分解する)、解析用の各種ファイルを作製した。
(3)注釈の対象となった法華経本文をコンピュ-タ入力し、校正作業を完了した。
(4)法華経本文を解析作業に適するよう加工し、各種解析用ファイルを作製した。
(5)法華経のどの部分が『妙法連華経釈文』の注釈の対象となっているのかを判定し、法華経本文と釈文本文とを併合する作業を行った。
(6)釈文に引用されている慈恩撰『法華玄賛』『法華音訓』、吉蔵撰『法華義〓』などの本文をコンピュ-タ入力し、解析に適した形のファイルに加工した。
(7)音注解析用に、『韻鏡』見出し字のコンピュ-タ入力を完了し、音注解析システムを構築するための基礎作業を完了した。
以上は、研究計画の基礎的な部分である。平成三年度は、以上の作業量が膨大なため、解析作業にまで進めなかったが、平成四年度は、この作業の上に立って解析を行い、次の二論文の公表を予定している(仮題)
1、「妙法蓮華経釈文」の標字の採択原理について、
2、「妙法蓮華経釈文」の所引の典籍(2)ー玄奨云・不空云ー
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