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1992 Fiscal Year Annual Research Report

淡水産板鰓類の適応と系統進化

Research Project

Project/Area Number 04041036
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

清水 誠  東京大学, 農学部, 教授 (00011883)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) OSCAR Sosa N  エンセナダ調査研究高等教育機関, 研究員
田中 彰  東海大学, 海洋学部, 助教授 (90138636)
大竹 二雄  東京大学, 海洋研究所, 助手 (20160525)
佐野 光彦  東京大学, 農学部, 助手 (50178810)
小川 和夫  東京大学, 農学部, 助手 (20092174)
渡部 終五  東京大学, 農学部, 助教授 (40111489)
谷内 透  東京大学, 農学部, 助教授 (00012021)
Keywords淡水 / サメ / エイ / ウシマシンタ川 / イサバル湖 / ニカラグア湖 / サンファン川 / コロラド川
Research Abstract

本年度はメキシコと中米における淡水産板鰓類の情報の収集と調査許可手得のために、現地で予備的な調査を行った。メキシコでは文献に出現の記録がある3河川を訪れ、漁業者や研究者から情報を集めた。プラシディオ川とバルサス川での調査結果では、現在は両河川に板鰓類は分布していないという結論を得た。ウシマシンタ川では、漁業者から本流および礁湖にサメが分布するときき、捕獲を試みたが、装備が不十分であったため、採集はできなかった。本流での巻刺網漁業者への聞き込み調査では、乾期の終りである5-6月にブルシャークを遡上することが判明した。グアテマラのイサバル湖とドゥルセ川、ベリーズのベリーズ川でも同様に5-6月にサメが遡上するという情報を得た。
ニカラグアではニカラグア湖とそこから流れ出るサンファン川で現地調査を実施した。過去の調査例では湖内で多数の板鰓類を捕獲しているが、ここ数年湖内での漁獲数は激減し、昨年はサメとエイが1尾捕れただけであることが分った。来年度は効率の良い漁具を持み込み、湖内と河川で幅広く捕獲を試みる必要がある。サンファン川の下流から分枝するコスタリカ領のコロラド川でも現地調査を実施したが、雨期の盛期でもあり、板鰓類は確認できなかった。
調査許可の手得については、メキシコでは在日大使館を通して申請をする必要があり、発行までにかなりの時日を要することが判明した。ニカラグアでは中央漁業研究所のMartinez所長から本年度の調査許可証の発行を受けると共に、来年度の調査についても全面的な協力が得られる見通しである。コスタリカでは、海面の調査許可は農業水産局が簡単に発行してくれそうであるが、内水面の調査は自然保護局の担当であり、現在書面により調査許可を申請中である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 谷内 透: "淡水産板鰓類予備調査報告-メキシコと中米" 板鰓類研究会報. 29号. 33-49 (1992)

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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