Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
STEVENS D. テンウイック病院, 病院長
KAIMENYI J.T ナイロビ大学, 歯学部, 教授
井上 直彦 (イノウエ ナオヒコ) (30014038)
坂下 玲子 鹿児島大学, 歯学部, 助手 (40221999)
中野 錦吾 岩手医科大学, 歯学部, 助手 (50227849)
黒江 和斗 鹿児島大学, 歯学部, 講師 (00153396)
塩野 幸一 鹿児島大学, 歯学部, 講師 (50117511)
桑原 未代子 藤田保健衛生大学, 医学部, 助教授 (40070940)
伊藤 学而 鹿児島大学, 歯学部, 教授 (60005064)
井上 昌一 鹿児島大学, 歯学部, 教授 (30028740)
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Research Abstract |
本年度の予備調査の主要な目的は,次年度の本調査のための準備として,ケニヤ共和国政府の許可を取得すること,および調査対象地区の選定および日程を確定することであった。 調査許可の取得に関しては,調査予定時期の6ケ月前までに中請することが条件とされているので,平成4年4月,調査実施申請書類の作製のために,ケニヤ共和国政府との折衝を駐日ケニヤ共和国大使館を通じて開始し,9月上旬に調査許可の申請手続きを行った。しかし,同国ではその後大統領選挙などが控えていた関係もあって,許可証の交付が大幅に遅延し,ようやく平成5年2月12日付けで調査の仮許可が得られた。直ちに,2月27日から3月20日にかけて同国を訪問した。当初予定の4週間から短縮を余儀なくされた期間内に全行程約3300kmを巡回する強行日程ではあったが,この間に予定のとおりニエリ,マララル,ロドワール,カペングリア,キスム,ケリチョー,モンバサ,ナイロビの8地区をナイロビ大学所属の共同研究者1名の同行の下に訪れ,各地区の郡長官,郡地域医療担当官あるいは郡地域歯科医療担当官に面会し,その地区における調査の日程,対象人数,調査会場などについて協議した。 以上の交渉結果をもとに,本調査の実施計画を整理し,その結果をケニヤ共和国側の調査関係者,即ち,大統領府チュリオット氏(官房長官相当),各地区の郡長官,郡地域医療担当官,郡地域歯科医療担当官に提出して最終的な確認を得るとともに,調査地区の確定,調査対象者の確保,調査会場の整備などを含めて,本調査を実施するのに必要なすベての手続きを完了することができた。 なお,本年度の予備調査開始の時期が遅れたため,調査結果に関する投稿などは,すベて来年度以降となる予定である。
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