1993 Fiscal Year Annual Research Report
高度情報化に伴う社会システムと人間行動の変容に関する研究
Project/Area Number |
04211112
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高木 教典 東京大学, 社会情報研究所, 名誉教授 (20013039)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
猪瀬 博 学術情報センター, 所長 (70010618)
増田 祐司 東京大学, 社会情報研究所, 教授 (60173754)
内川 芳美 成蹊大学, 文学部, 教授 (60013033)
杉山 光信 東京大学, 社会情報研究所, 教授 (70092020)
桂 敬一 東京大学, 社会情報研究所, 教授 (70204451)
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Keywords | 高度情報社会 / 情報化 / メディア変容 / 社会情報媒体 / 情報教育 / 情報行動 / 社会経済システム / 文化変容 |
Research Abstract |
第3年次の本年度、総括班では各群・班が積み重ねてきた独自の研究成果を踏まえつつ、それらを有機的に関連させて領域全体としての共同成果を形成するため、各群・班間の情報交換の活性化に努めた。また最終年次に当たる来年度に備え、領域全体の成果取りまとめに向けた方針案作成に着手した。具体的な活動内容は以下の通りであった。1.各群幹事と総括班メンバーを構成員とする月2回の定例連絡会議および領域代表をも交えた臨時連絡会議を合計19回開催し、情報交換および領域全体の活動方針確認の場とした。また平成5年6月12日および平成6年3月22日には上記のメンバーに文部省担当官、各群代表および総括班評価班委員を交えた全体会議を開催し、それまでの活動内容の報告を行なうとともに、それ以後の方針について検討を行なった。2.各群・班からの活動報告および全体活動への提言を主な内容とするニューズレター『メルクリウス』を6号、また各班からの研究会開催予定通知を主な内容とするサーキュラーを6号発行し、各群・班間の交流を緊密にすることを目指した。3.平成5年9月に各群・班の活動実績・今後の課題などを内容とする研究状況報告書を発行、当重点領域研究所属メンバー全員に配付し、重点領域研究の全体像および主旨を周知徹底させた。4.各群・班の主催した以下のようなシンポジウム、研究会に共催者として参加し、各群・班の研究の状況把握に努めつつ、それらの研究が領域全体の中で占める位置を指摘、各群・班が進むべき方向に関し提言を行なった。「アジア情報教育シンポジウム」(第2群、平成5年8月20日、大阪)、「情報化の進展と近代法への挑戦」(第3群、同12月4日、東京)、第4群合同研究会(同12月11日、東京)5.平成6年3月7日・8日に東京・日経ホールにて領域全体の公開シンポジウム「メディア変容の現在と未来」を開催、現段階における領域全体の成果を公にすることを試みた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 第2群事務局・総括班: "「アジア情報教育シンポジウム」プログラム報告要旨集" 第2群事務局・総括班, 70 (1993)
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[Publications] アジア情報教育シンポジウム実行委員会: "アジア情報教育シンポジウム記録集" アジア情報教育シンポジウム実行委員会, 65 (1994)
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[Publications] 第2群事務局・総括班: "第2群 高度情報化社会における人間行動の変化 平成5年度合同成果報告書" 第2群事務局・総括班, 105 (1994)
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[Publications] 伊藤誠、高木教典: "文部省科学研究費・重点領域研究「情報化社会と人間」第4群「産業社会の情報化と経済システム」・総括班 平成5年度合同研究報告書" 伊藤誠、高木教典, 120 (1994)
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[Publications] 総括班: "平成5年度科学研究費補助金重点領域研究 研究状況報告書" 総括班, 103 (1993)
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[Publications] 総括班: "重点領域研究「情報化社会と人間」公開シンポジウム「メディア変容の現在と未来」報告資料集" 総括班, 182 (1994)