1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04211118
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
吉田 光雄 大阪大学, 人間科学部, 教授 (10028334)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒上 晴夫 大阪大学, 人間科学部, 助手 (20215081)
小無 啓司 園田女子大学, 文学部, 助教授 (20161953)
佐賀 啓男 放送教育開発センター, 助教授 (30196109)
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Keywords | 映像情報 / データーベース / ファジィ理論 / 社会調査 / 理科教育 / 交通安全教育 |
Research Abstract |
映像データーベース構築のアルゴリズムの開発 1.社会調査結果の映像化データーベースとして、調査終了後のデータを保存し、必要に応じて調査項目を検索のキーワードとしたとき、その反応結果をビジュアルに取り出すことの出来るデーダーベース構築のためのアルゴリズムを研究した。 2.ファジィ理論を用いてデーダーベースを構築するためのアルゴリズムを試案した。あいまいな情報から対話形式により、検索内容を当初の意図へと絞り込むことの可能なシステムであり、ファジィ演算を用いることにより、幅広い検索が可能となった。 3.各種のファジィ演算の過程をプログラミングし、モジュールとして体系化した。 4.画像処理の他の方法として似顔絵で顔の特徴を抽出し、画像の線画化と言語による表現を用いる方法を考案した。 教育場面における映像データーベースの応用 1.森欧外を中心とした明治期の文学を題材にして、ビデオディスクとコンピュータを統合したインタラクティブな教材「文京文学館」を作成した。この教材は「文京ゆかりの文人たち」という映画の文脈を背景としながら、ビデオディスクに乗せた映画そのものと、映画の内容に関連してそれらを発展させる情報を、静止画や地図、音声、文字等の多様なシンボル・システムを用いて統合したものである。 2.中学校理科の学習に役立つことをめざし、力学分野の事象とプロセスを学習するための教材「サイエンス・ハイパーキューブ」を作成した。 3.さまざまな交通の状況に関する映像やアニメーションを、統計資料などと合わせて提示するハイパーメディア教材システム「交通安全教育」を作成し、歩行者の立場、自転車の立場、自動車の運転手の立場から、システム内の情報を探索しつつ、交通事故の原因や交通ルールについて学習する模範授業を小学校4年生を対象として実施し、データーベースの教育場面における応用について考察した。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] 佐賀 啓男: "アツラーマ・イクバール公開大学のチュータによる学生の学習に対する認識" 電子情報通信学会技術研究報告. 92-234 (1992)
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[Publications] Haruo Saga: "Are we redy enough to learn from interactive media?" Educational Media International. 29. 181-188 (1992)
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[Publications] 佐賀 啓男: "3つのメディア統合型ソフトウェア" 学習評価研究. 4. 104-109 (1990)
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[Publications] 黒上 晴夫: "ハイパーメディアと学習情報" 大阪大学人間科学部紀要. 18. 117-135 (1992)
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[Publications] 黒上 晴夫: "ハイパーメディアと交通安全教育用教材の開発と評価" 視聴覚教育研究. 22. 65-86 (1992)
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[Publications] 吉田 光雄他: "統計学入門" 裳華房, 185 (1992)
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[Publications] 佐賀 啓男他: "メディアと教育" 小林出版, 250 (1992)