1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04220211
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
首藤 紘一 東京大学, 薬学部, 教授 (50012612)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
影近 弘之 東京大学, 薬部学, 助手 (20177348)
大和田 智彦 東京大学, 薬部学, 助手 (20177025)
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Keywords | エナンチオDNA / 核レセプター / 融解曲線 / 三重領 / 計算化学 / メソ-DNA |
Research Abstract |
細胞分化や形態形式の制御にかかわるビタミンA酸に核内のレセプターせ介してその作用を発揮する,核内レセプターはリガンPと結合しての反応答遺伝子上流の特定位置を認識して結合する,この位置は特定されている.本研究はこの位置に特異繰に結合する合子の基本設計である.本研究ではこの目的に対してDNAの光学対挙体,エナンムオDNAをもってあてることとした.まず,エナンムオDNAの合成法を確立した.オリゴマー化は固相法のほか,DNA合成機を用いても可能である.とくに,配列を任意に決定できる合成機法は有用であった.こうして合成したエナンチオDNAと天然のDNAとの相互作用をしらベた.調ベたかぎりではホモプリンオリゴマーは天然ホモピリミジンオリゴマーと相補的に,しかを三重鎖を形成して相互作用とする.D体とL体の糖鎖が交互に結合しているときにはメゾンDNAとなり旋光分散はゼロ曲線となる。このメリDNA(メリ-オリゴA)も天然DNA(オリゴT)と強い相互作用をもつ。これらの相互作用の結合様式を化学計算,とくに新しく創装したプログラムHELIXを用いて解析した。計算の上にも三重領が細めることが判明し,このストララジーは予測可能であることも明らかになった。このエナンムオDNA法は更に,この糖部分を非糖に変提するペプチド様又クレオチドの設計に応用した.この方法は今後,大きな発表をすると考えている.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] S.Fujimori: "A Comuenient syntlresis of z'-oleoxy-β-L-ribonucleosiolls" Nucleosides and Mucleotiotls. 11. 341-349 (1992)
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[Publications] H.Fukasawa: "Expression of retimoic and recetolers." Chem.Pharm.Brll. 41. (1993)
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[Publications] R.Nagata: "Cytokinin Specific bindmg protein in etinonated bungliegns" Biochem Biorhys.Ris.Com. (1993)