1994 Fiscal Year Annual Research Report
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04236106
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
井口 征士 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (90029463)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
相場 覚 放送大学, 教養学部, 教授 (40000559)
深田 芳郎 帝京大学, 文学部, 教授 (50199163)
石塚 満 東京大学, 工学部, 教授 (50114369)
大田 友一 筑波大学, 電子情報工学系, 教授 (50115804)
松山 隆司 岡山大学, 工学部, 教授 (10109035)
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Keywords | 感性工学 / 音楽情報処理 / 顔画像 / 表情認識 / 配色デザイン / コンピュータミュージック / 音響心理 / 視覚心理 |
Research Abstract |
感性情報を含むメディアとして、本重点領域研究は画像メディアと音響メディアに限定している。さらにB班では、視覚・聴覚のなかでも画像と音楽に絞って、研究を進めてきた。画像メディアにおいては、「視覚入力系とモノの見え方」、「配色および形状のデザイン」、「自然らしさの映像実現」、「絵画における色と描画技法」、「絵画の印象」、「似顔絵」、音楽メディアにおいては「人間らしさの実現とメディアパートナー」、「聴き方の分析」、「間の感性」、「ジェスチャーと感性」メディアの共通性として「感性情報の物理構造と生理的効果」、「音楽と映像の相互作用」が挙げられる。メディアを画像と音楽に限定したとは言え、相当に広範囲な領域をカバーしてきた。 ここで、平成6年度の重点領域研究として、B班の計画班メンバーがどのような研究テーマに取り組んできたかを、班会議で発表されたテーマで記載する。 ・井口征士(大阪大学基礎工学部システム工学科): メディアにおける感性情報の抽出・表現-音楽における感性情報処理- ・太田友一(筑波大学電子情報工学系): 2枚の顔写真からの任意方向の顔画像の生成 ・石塚 満(東京大学工学部電子情報工学科): 顔、目、耳、口を持つ擬人化エージェントによるヒューマンインタフェース ・松山隆司(岡山大学工学部情報工学科): 累積淘汰に基づく領域形状デザイン ・深田芳郎(帝京大学文学部): 視野制限の2つのモードにおける画像の見えかた ・相場 覚(文部省放送教育開発センター): メディアにおける感性情報の抽出・表現-仮現運動によるアプローチ 非論理的、主観的、多義的、状況依存的、矛盾許容的と言われる感性情報は、学術的成果を明確にすることが困難であると心配されたが、対象となるメディアを限定することにより、具体的かつ有用なアプローチが実現できた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 和気早苗、加藤博一、才脇直樹、井口征士: "テンション・パラメータを用いた協調型自動演奏システム-JASPER-" 情報処理学会論文誌. 35-7. 1469-1481 (1994)
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[Publications] 松山隆司: "代数的制約記述に基づく感性情報の表現と処理-カラー平面装飾デザインを例として" 情報処理学会グラフィックスとCADシンポジウム. 29-40 (1994)
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[Publications] Yuichi Ohta,Yasuhiro Hayashi: "Recovery of Illuminant and Surface Colors from Images Based on the CIE Daylight" Lecture Notes in Computer Science. Vol.801. 235-246 (1994)
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[Publications] Kiyohide Satoh,Yuichi Ohta: "Passive Depth Acquisition for 3D Image Displays" IEICE Trans.Inf.& Syst.Vol.E77-D.9. 949-957 (1994)
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[Publications] 角保志、大田友一: "分散型2次元見え方モデルに基づく顔画像の解析" 電子情報通信学会論文誌D-II. J77-D-2.12. 2342-2352 (1994)
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[Publications] 深田芳郎: "長さの錯視における観察条件の効果" 基礎心理学研究. 13-1. 56- (1994)