1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04236107
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Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
辻 三郎 和歌山大学, システム工学部, 教授 (60029527)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鷲見 成正 慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (00051285)
原島 博 東京大学, 工学部, 教授 (60011201)
中谷 和夫 専修大学, 文学部, 教授 (00026816)
井口 征士 大阪大学, 基礎工学部, 教授 (90029463)
長尾 真 京都大学, 工学部, 教授 (30025960)
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Keywords | 感性情報処理 |
Research Abstract |
平成4年度より3年間行ってきた重点領域研究「感性情報処理の情報学・心理学的研究」の取りまとめを行った. 1.公開シンポジュームの開催 本重点領域研究の成果を公表するため,平成7年7月4日 早稲田大学国際会議場において下記のシンポジュームを開催した. ◆吉川左紀子(追手門学院大学)「感性コミュニケーションにおける顔の役割に関する研究」 ◆無藤隆(お茶の水大学)「身体的情緒情報の働き」 ◆松永勝也(九州大学)「遠隔操縦における映像環境と操作環境に関する感性心理学的研究」 ◆徃住彰文(東京工業大学)「高次知識構造が関与する感性的認知への記号計算モデル的研究」 ◆中村祐一(筑波大学)「微妙なパターンの双方向的解析」 ◆長沢伸也(亜細亜大学)「感性デザインのためのマーケティング情報システムの基礎的研究」 ◆岩宮真一郎(九州芸術工科大学)「オ-ディオ・ビジュアル・メディアによる音楽聴取行動における視覚と聴覚の相互作用」 2.研究成果報告書の作成 3年間の研究成果をまとめる報告書(A4版,432ページ)を500部作成し,関係機関・研究者に配布した. 3.研究成果の出版準備 研究成果を広く周知させるために出版を計画する会合を持ち,その結果を取りまとめて平成8年度研究成果公開促進費に申請した.感性情報処理の普及と技術向上を推進するための学術図書で,多様な読者層に対して平易な解説を主眼においた内容とする.題名は「感性の科学」,202ページ,第1部「感性を科学する」と第2部「感性情報処理をとらえる」からなり,重点領域参加の研究者約30名が執筆する.
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