1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04251102
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
柳田 充弘 京都大学, 理学部, 教授 (80025428)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 穰衛 東海大学, 医学部, 教授
広瀬 進 国立遺伝学研究所, 助教授 (90022730)
小南 凌 新潟大学, 医学部, 教授 (40133615)
西本 毅治 九州大学, 大学院医学系研究科, 教授 (10037426)
水野 重樹 東北大学, 農学部, 教授 (90112903)
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Keywords | 染色体 / ゲノム / 細胞増殖 / 複製 / DNA / ダイナミズム / 動態抑制 / 構築 |
Research Abstract |
総括班と三つの計画班により構成された本重点領域は秀れた研究業績を生むことができた。平成4年4月5日から3日間京都にて日英細胞周期のワークショップを共催し、本重点領域の多くの班員が参加、活発な討論を行なえた。英国からはR.Laskey,P.Nurse教授、T.Hunt博士など10人が参加し、新たな共同研究が開始されるなど大きな意義があった。8月には、九州の湯布院で合同班会議を4日間にわたり、泊まり込みの活発な研究報告があった。最終年度ということもあり、高い水準の研究成果が得られた。11月には九州大学医学系研究科で公開講演会を開催した。この公開講演会は、次年度から新たに開始される「細胞周期」重点領域のための総合研究B(代表者:西本毅治)と共催で行なった。平成5年2月には、大阪で開催された染色体ワークショップ(第10回)を後援した。年々研究水準も上昇し、今年は3名の外国人講演者と共に半分を英語で行うこととなった。サーキュラーは本年度も配布し、班員間の相互連絡を活発化した。また班員名簿も作成した。研究報告書は、関係研究者に配布して当該分野の現況を知ってもらうのみならず、班員間の研究交流、共同研究が行なわれ易いようになるために役立っている。本年度も各班員から多くの論文が国際誌によって報告された。 本重点領域は今年度で終了するが、関係分野として既に新しい重点領域「細胞周期」(代表:西本毅治)が開始され、さらに新たな分野として細胞核に関わる重点領域の申請が行なわれる至った。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Hagan,I: "Kinesin-ralated cut7 protein associates with mitotic and meitotic spindles in fission yeast." fNature. 356. 74-76 (1992)
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[Publications] Uzawa,S: "Visualization of centromeric and uncleoar DNA in fission yeast by fluorescence in situ hybridization" Journal of Cell Science. 101. 267-275 (1992)
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[Publications] Takahashi,K: "A low copy number central sequence with strict symmetry and unusual chromatin structure in fission yeast centromere." Molecular Biology of the Cell. 3. 819-835 (1992)
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[Publications] Lefevre.C: "The position end-set tree:A small automaton for word recognition in biological sequences." CABIOS. 9. (1992)
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[Publications] Seki,T: "Chromosome condensation caused by loss of RCC1 function requires the cdc 25c protein that is located in the cytoplasm." Molecular Biology of the Cell. 3. 1373-1388 (1992)
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[Publications] Saitoh,Y: "Distribution of XhoI and EcoRI family repetitive DNA sequences into separate domains in the chicken W chromosome." CHROMOSOMA. 101. 474-477 (1992)