1992 Fiscal Year Annual Research Report
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04304041
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| Research Institution | Nagoya University |
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Principal Investigator |
高木 弘 名古屋大学, 医学部, 教授 (70154755)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
森 武貞 大阪大学, 医学部, 教授 (60028496)
小澤 和恵 京都大学, 医学部, 教授 (00026858)
内田 久則 東京大学, 医科学研究所, 教授 (30050420)
森 昌造 東北大学, 医学部, 教授 (70004877)
内野 純一 北海道大学, 医学部, 教授 (40000989)
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| Keywords | 肝移植 / 免疫抑制 / 再灌流障害 / 臓器保存 / 冷温保存 / 脳死移植 / ネッワーク |
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| Research Abstract |
わが国における脳死肝移植は未だ行われていないが,現在厚生省あるいは関係合同委員会などによるその実施に向けての働きが行なわれている.こうした背景と呼応し,平成4年度は動物実験モデルによる臓器の保存と再灌流障害に関する研究や肝移植後の免疫抑制剤と拒絶反応に関する研究を含めた広い分野に関する研究を行なった.また臨床面では実際の肝移植を実施するに当り,その施設内の準備および他施設との連係,ネットワーク化,肝臓バンクの活動そして肝移植適応患者の決定などについての研究を行なった.具体的には各研究施設において以下の細目に関する研究を行ない,その成果を平成4年度研究報告会において発表し討議を行なった.1.肝臓提供者の管理法に関する研究(京都大学第二外科),2.肝移植における新しい保存液(広島大学第二外科),3.肝の再灌流障害における脂質過酸化反応に対する好中球の役割(東北大学第二外科),4.肝移植,虚血再灌流後の微小循環障害におけるエンドセリンの関与(大阪大学第一内科),5.ブタ肝移植における冷温保存と再灌流障害(名古屋大学第二外科),6.ラット同所性肝移植における免疫寛容誘導について(大阪大学第二外科),7.ブタ肝移植におけるプロスタノイドの変動,ラット肝移植におけるICAMー1の誘導(北海道大学第一外科),8.15ーDSG前投与の肝虚血再灌流障害に対する効果(千葉大学第二外科),9.免疫学的観点からみた同所肝移植(岡山大学第一外科),10.異所性部分肝移植の研究(東大医科研霊科),11.肝移植の適応基準に関する研究(久留米大学第二内科),12.九州大学における肝移植の準備状況(九州大学第二科),13.脳死移植ネットワークの現況と問題点(筑波大学外科),14.肝臓バンクの活動と登録の現況.
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