1992 Fiscal Year Annual Research Report
わが国の実験動物遺伝子資源の国際的有効利用のための情報システムの確立
Project/Area Number |
04304053
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
半田 純雄 九州大学, 医学部, 助教授 (50037503)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松本 耕三 徳島大学, 医学部, 助教授 (00002246)
森脇 和郎 国立遺伝研, 細胞遺伝, 教授 (50000229)
笠井 憲雪 北海道大学, 医学部, 助教授 (60001947)
黒澤 努 大阪大学, 医学部, 助教授 (60129997)
鬼頭 純三 名古屋大学, 医学部, 助教授 (60022802)
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Keywords | 実験動物 / 凍結保存卵 / データベース化 / ネットワーク |
Research Abstract |
本年度は当初の予定通り次のことが審議・実行された。 1.日本実験動物協会、ヒューマンサイエンス振興財団でそれぞれ行われている実験動物のデータベース化の統合については、それぞれの団体で調査項目に特殊性があるので、日本実験動物協会は生産者を中心に、ヒューマンサイエンス振興財団は疾患モデル動物を中心に、本研究班は大学などの研究機関を中心に調査することなった。この三者のアンケート調査の共通項目を整理した。 2.アンケート調査票について、具体的に作成され、来年度早々に調査を行うこととなった。 3.凍結保存卵の調査については、すでに調査が行われている知的財産研究所の報告は公表を前提にしていないので、再度本研究班は調査を行うことが決められた。 4.具体的な調査方法は、がん特別研究費で収集されているデータ並びに国立遺伝学研究所が所有するデータを用いて動物の所有者に追加・訂正を求めること。また、これらの資料に記載されていない研究機関のリストを作成し新たに調査を行うこととなった。 5.来年度開発予定のフロッピーディスクによる検索はPC98,MAC,IBMの3機種で行えるようにすること。未経験者と経験者が使用する2種のソフトウェアを開発することとなった。 6.ネットワークによる検索については、班長の所属する動物実験施設がキーステーションになり、PC98,MAC,IBMの3機種が対応できるようなソフトウェアを開発することとなった。
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