1993 Fiscal Year Annual Research Report
日本人の死生観・他界観の比較文化的研究-伝統と変容
Project/Area Number |
04401002
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
木田 献一 立教大学, 文学部, 教授 (00082595)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
関 正勝 立教大学, 文学部, 教授 (40062640)
上田 信 立教大学, 文学部, 助教授 (90151802)
小西 正捷 立教大学, 文学部, 教授 (10161960)
小島 孝之 立教大学, 文学部, 教授 (80119114)
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Keywords | 死生観 / 他界観 / 墓地 / 葬制 / 脳死 / 臓器移植 / 生命倫理 / 社会教育 |
Research Abstract |
1. 6月、地域班・類型班を中心に昨年度の活動報告と今年度方針について話し合った。 2. 7月、立教大学において豊島区教育委員会の協力を得て、第1回シンポジウムを行った。テーマは、「他界観の諸相」。研究分担者・小西正捷が司会し、小島孝之(「日本人の他界観-中世の地獄と極楽」)・上田信)「死体が持つ力-中国と日本の比較」)と研究協力者・森秀樹(「中国古代における他界観の諸相」)が発題を行った。 3. 7月、「現代の都市における墓地と葬制」に関するアンケート調査を行った。 4. 7月、地域班を中心に、実地調査に関して報告があり、他文化との比較検討を中心に討議を行った。 5. 8月〜9月、実績報告書作成のために各担当領域に従って現地補充調査を行った。 6.11月、「脳死および臓器移植」についてのアンケート調査を行った。 7. 11月、倫理班・現代班を中心としたメンバーによる第2回シンポジウムの計画案の説明を行い、現代における死生観・他界観の変容および生命倫理について全体討議を行った。 8. 12月、立教大学において豊島区教育委員会の協力を得て、第2回シンポジウムを行った。テーマは、「現代における生と死」。研究分担者・関正勝が司会し、青柳真智子(「現代における墓地と葬制」)・渡辺一民(「水俣の経験をめぐって」)・月本昭男(「現代における生と死」)が発題を行った。 9. 2月、研究報告書作成。 10. 3月、報告書に対する検討を主にしながら、本研究の総括を行った。 11. 3月、研究報告書を研究機関の他、社会教育の分野にも配布した。
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