1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04402006
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
長島 順清 大阪大学, 理学部, 教授 (90044768)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
羽澄 昌史 大阪大学, 理学部, 助手
瀧田 正人 大阪大学, 理学部, 助手 (20202161)
幅 淳二 大阪大学, 理学部, 助手 (60180923)
山中 卓 大阪大学, 理学部, 助教授 (20243157)
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Keywords | 弱い相互作用 / CP非保存 / K中間子 / CsI / 光電子増倍管 / データ収集システム / ガンマ線検出器 |
Research Abstract |
前の実験で取ったデータの解析がほぼ済み、裏に示すようにその論文発表を行った。 また、次の実験の準備も順調に進んでいる。 CsIカロリメータ用光電子増倍管の試験システム: 窒素レーザ、液体発光体、光ファイバー等を用いて15本の光電子増倍管の線形性、レート依存性、増幅率を測定するシステムを完成させた。様々な改良の結果、線形成レート依存性に関しては約0.15%以内の精度での測定が可能となった。現在、このシステムを用いて大量測定を開始したところである。今後は夏までに2200本の光電子増倍管の受け取り試験を行い、秋以後、カロリメータに組み込む。 超高速データ収集システム: 6(データストリーム)x4(解析用コンピュータ)のシステムの内、1x1のシステムを構築し、実際にデータ収集を行った。また、1x2、2x1等のシステムに拡張し、様々な試験を行った。また、イベントを複数のコンピュータ・プレーンに振り分ける論理回路も開発、試験した。今後は6月までに最終システムを組み上げ、測定器の実際の読み出しを始める。 ビーム穴回りのγ線検出器: コンピュータシュミレーションを用いて、検出器の材質、構造、大きさを決定した。また、その雛形を高エネルギー物理学研究所の電子シンクロトロンを用いて、ビームテストを行い、シミュレーションの結果が正しい事を確かめた。現在、実機の製作のための準備を行っている。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] T.Nakaya,et al.: "Measurement of the Branching Ratio of K_L→e^+e^-γγ" Phys.Rev.Lett.73. 2169-2173 (1994)
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[Publications] D.Roberts,et al.: "Search for the decay K_L→π^0π^0γ" Phys.Rev.D. 50. 1874-1878 (1994)
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[Publications] M.Weaver,et al.: "Limit on the Branching Ratio ofK_L→π_0νν" Phys.Rev.Lett.72. 3758-3761 (1994)
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[Publications] P.Gu,et al.: "Measurement of the Branching Ratio and a Study of CP for the Leptonic Decay K_L→e^+e^-e^+e^-" Phys.Rev.Lett.72. 3000-3003 (1994)
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[Publications] P.Krolak,el al.: "A Limiton the Lepton-Family Number Violating Process π^0→ue" Phys.Lelt.B320. 407-410 (1994)