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1992 Fiscal Year Annual Research Report

閉塞性睡眠時無呼吸症候群の病態解析診断とその治療

Research Project

Project/Area Number 04404066
Research InstitutionAkita University

Principal Investigator

戸川 清  秋田大学, 医学部, 教授 (40009444)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 板坂 芳明  秋田大学, 医学部, 教務職員 (80223072)
山川 浩治  秋田大学, 医学部, 助手 (40191209)
Keywords睡眠時無呼吸症 / 食道内圧 / 自動脳波解析装置 / ポリソムノグラフィー / 多点圧センサー / 軟口蓋 / 舌根 / 喉頭
Research Abstract

睡眠時無呼吸症を含む睡眠時の呼吸障害が生体に及ぼす影響は広範かつ重大である。本年は睡眠脳波解析装置DEE1100及び、食道、下咽頭、中咽頭、上咽頭で同時に圧測定のできる多点圧センサーを購入し、睡眠時の呼吸、盾環動態の解析と、閉塞性睡眠時呼吸障害の閉塞部位の診断を開始した。
上気道閉塞部位は大きく分類して、軟口蓋部、舌根部、喉頭部及び鼻腔狭窄である。鼻腔狭窄はあらかじめ鼻腔通気度を測定しておき、他の部分は多点圧センサーをもちいてポリソムノグラフィーを施行して狭窄又は閉塞部位を診断した。狭窄又は閉塞部位により、鼻型、軟口蓋窄、舌根型、喉頭型と分類し、閉塞部位が多点の場合には合併型とした。また、睡眠段階により閉塞部位の移動するものを移行型とした。
閉塞部位は、鼻型を除くと、軟口蓋型が約50%、舌根型が約30%、合併型は約20%で。、喉頭型及び移行型は少数であった。
ポリソムノグラフィー中に体位を変換し、仰臥位より、側臥位にして睡眠時呼吸障害が改善する症例には体位変換の指導を行ない、体位にかかわらず無呼吸指数の減少や、食道内圧変動値の減少があまり見られない症例を手術の適応とした。手術は上気道の上方より鼻、軟口蓋、舌根と上の方から狭窄をとり除く手術を行なう方針で現在まで数例に手術を行なった。
本年度は密機をそろえて検査を開始、治療も開始されたばかりであるため、研究は緒に就いたばかりであり、今後診断と治療が直接結びつき明確な結論が出せる様になると考えられる。

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Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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