1992 Fiscal Year Annual Research Report
動態心電呼吸ビデオ記録装置を応用した幼児・小児の行動解明および治療応用
Project/Area Number |
04451124
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Research Institution | Asahi University |
Principal Investigator |
辻 甫 朝日大学, 歯学部, 講師 (20139942)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笹井 浩司 朝日大学, 歯学部, 助手 (90170662)
飯沼 光生 朝日大学, 歯学部, 助手 (70184364)
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Keywords | 心電計 / ビデオ / 幼児 / 小児 / 外部情動 |
Research Abstract |
幼児・小児の日常の行動と小児歯科に関連する行動を脈搏数、呼吸数、外部情動、音声の変化として捕らえそれらを分析することによって幼児・小児にとって最も恐怖の少ない状態の小児歯科診療の方法を見出すこと。また、乳児の哺乳、口腔習癖が小児の心理にどのように影響しているのかも明らかにする目的で研究を開始した。 動態心電呼吸ビデオ記録装置は脈搏数、呼吸数が被検児のウエストポーチに固定された発信機より無線電波として発信しそれを受信機にてタイマーとともに変調してビデオテープの右音声チャンネルに記録する。また外部情動はビデオカメラにて映像としてビデオテープに記録し、同時に左音声チャンネルにステレオ音声をモノラル音声として記録する。右チャンネルに記録したものは再び変調して脈搏数、呼吸数、タイマーに分離して日本光電社製・サーマルアレイレコーダー・RAT1200に搭載された解析機能により分析を行う。 以上の手筈で研究を開始したが、研究器機個々の連繋に不備があり、その調整に手間取り研究が大幅に遅れている。平成4年度末に当初の計画通りに研究活動が開始できる見通しがついた。 対象が乳幼児であるため当初考えていたほど容易ではなかったこと、特に同意・協力が得にくいこと等、研究対象を得るのが容易でないという現実もあるが、研究対象の若干の手直しも検討し、来年度は当初予定した研究成果を得られるよう目下鋭意努力中である。
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