1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04451141
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Research Institution | Miyagi University of Education |
Principal Investigator |
松山 恒明 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (00004581)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小金澤 孝昭 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (70153517)
鎌田 慶朗 宮城教育大学, 教育学部, 助教授 (50124566)
田中 武雄 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30091531)
中屋 紀子 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (40074108)
渡辺 孝男 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20004608)
数見 隆生 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (30006465)
山県 浩 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (50000295)
本田 強 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (60006004)
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Keywords | 食教育 / 農業理解教育 / 健康教育 / 学校給食 / 体験学習 |
Research Abstract |
本年度の研究活動は、以下の3つについて行われた。 第1の、小中学生の食生活実態ならびに小中学校での食糧、農業理解教育の現状についての研究は、本研究会で蓄積したアンケートの分析ならびに小中学校でのヒアリングを行なった。 第2の、食糧、農業理解教育の基本的考え方についての検討では、6回の研究例会を開いて、討議を深めた。1回目の例会では、小中学校での農業理解教育についての実態、2回目の例会では、食糧、農業理解教育の教材としての食文化地図の有効性について議論した。3回目の例会では、学校給食の実態について、栄養士さんを招いて議論した。とくに食糧教育の立場からの学校給食のあり方について議論を深めた。4回目の例会では、大学生の食生活の実態調査を検討し、5回目の例会では、文部省の学校給食調査官を招いて、学校給食の教材としての役割について議論し、教員養成課程での学校給食のカリキュラムの必要性を議論した。6回目の例会では、本年度の反省と今後の課題を整理した。次年度は、食糧、農業理解教育の授業実践の整理と、大学での食糧、農業理解教育カリキュラムづくりとして総合科目の講義内容の検討を確認した。 第3の、分担研究者の担当課題の研究活動としては、研究発表のところで示したように、生活科教育での水稲と合鴨の授業実践、家庭科教育での地域の食材での授業実践、社会科教育での生協と農家の産直を事例にした授業実践などで成果をあげた。 以上の3つの研究活動を通じて、研究組織の結束が強くなり、次年度の研究体制が整った。
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[Publications] 本田 強、伊藤 賢一: "田んぼに放された合鴨をみた子どもたちは" 自然と人間を結ぶ 自然教育活動. 23. 52-57 (1993)
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[Publications] 中屋 紀子: "学校給食は今" 授業づくりネットワーク. 64. 26-30 (1993)
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[Publications] 小金沢 孝昭: "食糧と環境" スポーツと健康. 25. (1993)