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1992 Fiscal Year Annual Research Report

画像中の動物体の切り出しと追跡

Research Project

Project/Area Number 04452194
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

白井 良明  大阪大学, 工学部, 教授 (50206273)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 三浦 純  大阪大学, 工学部, 助手 (90219585)
浅田 稔  大阪大学, 工学部, 助教授 (60151031)
Keywords動画像処理 / フィルタリング / DSP / オプティカルフロー / 動物体 / 追跡 / 領域分割 / 不確実性
Research Abstract

動画像から複数の動きベクトルを高速に抽出する方法を研究した。まず画像の各点に対して複数の近傍領域を設定し、それぞれの近傍領域を剛体とみなして動きを求める。近傍両域を近似するガウスフィルタをかけ、ノイズの影響を敬遠するために、時間フィルタをかけた後に、微分法で動きに対する拘束式を導出することにした。この連立法方程式を解くことによって動きベクトルを求めた。つぎに、3つ以上の式を用いて統計的な処理を行うことにより、各点に対して得られた動きベクトルの信頼性を求めた。
近傍領域の動きベクトルを高速に求めるために、デジタル信号プロセッサ(DSP)を利用することにした。フィルタリングは再帰フィルタの手法で近似することによって、計算量を減らすことにした。複数のDSPの役割を決め、入力画像、DSP、出力画像などとのインターフェイスを設計した。また、DSPのプログラムを作り、ワークステーションでシミュレーションを行った。
画像内の動きベクトルが得られたものとして、それらを一様な動きの領域に分割することによって、複数の動く物体の領域をそれぞれ検出する方法を研究した。この場合、動きベクトルの信頼性を利用すればよいことがわかった。また、指定された領域にある動く物体を追跡する方法を研究した。いずれも実画像を用いてワークステーションでシミュレーションを行った。

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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