1992 Fiscal Year Annual Research Report
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04452215
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| Research Institution | The University of Tokyo |
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Principal Investigator |
木下 健 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (70107366)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鮑 偉光 東京大学, 生産技術研究所, 助手 (90238220)
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| Keywords | 帆走艇 / VPP / タッキング |
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| Research Abstract |
帆走艇は長い歴史を持っているので様々な研究がなされている。しかしVPPに代表される平水中の定常航走性能に関するものが大部分であり、レース戦略上あるいは航海上重要な運動性能については十分な研究がなされていない。そこでタッキングやピッチング等の運動性能を含めた総合性能の向上をめざして、本年度は次の3項目の研究を行った。
1.ヒールした艇の左右非対称形状を考慮し、空力・流力両揚力を中心に簡単化した艇体固定座標による数学モデルを作った。
2.金沢工業大学の増山豊教授のグループが計測した実艇の運動記録を用いて上記の数学モデルの非定常項をカルマンフィルタおよび最尤法により同定した。
3.自由航走実験では同定の困難な項のうち、艇体の縦揺による帆に働く揚力に対する影響を風胴水槽で計測する強制動揺装置を考案、設計・製作した。
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