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1992 Fiscal Year Annual Research Report

メルコックス・ローダミン法による辺緑漏洩試験法について

Research Project

Project/Area Number 04454479
Research InstitutionFukuoka Dental College

Principal Investigator

田村 尚治  福岡歯科大学, 歯学部, 助教授 (30113129)

Keywordsメルコックス・ローダミン法 / 辺縁漏洩 / コンポジットレジン / 5級窩洩 / バットジョイント / 1回充填
Research Abstract

生理食塩水中に保存した新鮮抜去第3大臼歯及び冷凍保存歯の根尖部を、カルボキシレートセメント(松風カルボプラス)で封鎖、歯頸部までネイルエナメル(カネボウ)を塗布後、エポキサイドレジン(BUEHLER USA)にて歯頸部下1mmまで包理した。高速タービン注水下にて#413R(松風)ダイヤモンドポイントで概形成を行った後、METAUXP RFCIFUX(XEUCHATEL,SUISSE)に#1557カーバイドバーを装置し、エアー下に巾4mm×高さ2.5mm×深さ2mmの規格箱型窩洞を頬舌2面に形成した。窩縁はバットジョイントとし、コンポジットレジン;ワンオール(3M,USA)インパーバーボンドライトフィルII-A無圧1回充填とした。エッチングプライマー、ボンディング材はメーカー指示通りに行い、シェードは共にA2を使用した。湿潤状態に24時間保存後、カーバイドバー#7901(松風)でオーバーラップ除去後、スーパースナップ(松風)紫にて研磨を行った。4℃-60℃各1分間のサーマルサイクリングを2000回行った後、窩縁から約0.5mm残して歯冠全体にネイルエナメルを塗布した。メルコックスレジン(CL2R-5,大日本イシヤ化学工業)にローダミンBを1%溶解し、5kg/cm^2の圧搾空気圧下にて試料を15分間浸漬した後、メルコックスの重合を完了させた。窩洞周囲1mmを残し、トリミングし、マーク用のエポキシ棒を瞬間接着剤で付けて、10%硝酸にて脱灰を行った脱灰後、ビデオカメラ付実体顕微鏡にて直接画像解析装置に入力、漏洩度の計測、統計処理を行った。1.製品間に明らかな漏洩度の違いがみられた。2.生理食塩水に保存した新鮮抜去歯も、冷凍保存抜去歯も、共に歯頸壁の漏洩が歯頸壁よりも多く、差は認められなかった。 3.近遠心の漏洩比について、生理食塩水に保存した新鮮抜去歯も冷凍保存抜去歯も共に頬側窩洞では遠心壁が舌側窩洞では近心壁が漏洩が大きかった。

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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