1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04555074
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
瀬崎 薫 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (10216541)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木本 伊彦 早稲田大学, 理工学部・電気通信学科, 客員専任講師 (90186338)
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Keywords | 高速ネットワーク / FDDI / マルチメディア / 帯域分割符号化 / バゲットビデオ / トークンパッシング / タイムドトークンプロトコル / 通信品質 |
Research Abstract |
本研究の課題の目的は,LANの中でも広く商用化されつつある,FDDIを用いて動画像伝送/マルチメディア伝送を行う際の所問題を研究すると共に,画像符号化部分を組み込んだFDDIマルチメディア伝送システムを構築することである. 本年度は前年度の検討を踏まえた上で,非同期クラスを用いた固定レートの動画像伝送について検討した.ここでは固定レートの呼量とプライオリティ機構で使用するしきい値の関係について示し,リアルタイムな通信を行えるネットワークの構成法について提案した.また,非同期クラスで可変レート動画像とデータの混在する場合でも,各メディアの要求品質を満たしたネットワークの郊率的な使用が可能であることを示した. また,画像符号化については,サブバンド符号化の種々の方式を提案した.まず,出来る限りハードの負担の少ない,即ちタップ数の短いサブバンドフィルタの設計を行った.また,ネットワーク上での,より高度のプライオリティ制御を期待して動画像信号を,2のべき乗でないM個のフィルタで分割する手法についても検討を行った.さらに,より高度の情報量圧縮を行うことにより,FDDIの等価的な伝送量を増加させることを試みた.その手法として,Second-generation image codingの一つである,楕円体によって図形を記述する方式,分布関数による形状の記述の二つの方式について検討を加えた. また,動画像符号機を含む総合システムについては,FDDI-ATMを接続した環境下での画像伝送実験へと研究を発展させて行く予定である.
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Research Products
(12 results)
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[Publications] 木本伊彦: "分布関数による形状記述の一方式" 電子情報通信学会論文誌(D-II). J76-D-II. 1006-1014 (1993)
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[Publications] 木本伊彦: "だ円体によるシルエット図形の記述と表現" 電子情報通信学会論文誌(D-II). J76-D-II. 1159-1167 (1993)
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[Publications] 小松邦紀: "Mチャネル分析・合成フィルタバンクの設計" 画像電子学会誌. 22.4. 376-381 (1993)
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[Publications] 小松邦紀: "予測符号化の一般化に基づいた画像符号化法" 電子情報通信学会論文誌(D-2). (採録決定済). (1993)
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[Publications] 小松邦紀: "画像のサブバンド符号化に用いる低次の完全再構成フィルタの設計" 電子情報通信学会論文誌(A). (採録決定済). (1993)
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[Publications] 小松邦紀: "サブバンド符号化用乗算なし対称フィルタの設計" 1993年電子情報通信学会秋季大会. D-167. (1993)
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[Publications] 小松邦紀: "サブバンド符号化用乗算なし対称フィルタの設計" 1993年画像符号化シンポジウム. 9-3. (1993)
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[Publications] 小松邦紀: "サブバンド可逆符号化" 1994電子情報通信学会春期大会. (1994)
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[Publications] 北橋知巳: "有理数のサンプリング比をもった短タップ完全再構成フィルタバンク" 1994電子情報通信学会春期大会. (発表予定). (1994)
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[Publications] 小松邦紀: "サブバンド可逆符号化" 1994電子情報通信学会春期大会. (発表予定). (1994)
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[Publications] 井上哲: "ノンブロッキングマルチレートスイッチ回路網の構成" 1994電子情報通信学会春期大会. (発表予定). (1994)
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[Publications] 長田武士: "GPDNにおけるマルチキャストノンブロッキング条件の考察" 1994電子情報通信学会春期大会. (発表予定). (1994)