1994 Fiscal Year Annual Research Report
LISPによるCAIシステムの機能向上と移植性を高める研究
Project/Area Number |
04558037
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Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
最首 和雄 明星大学, 情報学部, 教授 (00007189)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
横田 俊幸 山形大学, 工学部, 教授 (90007005)
橋本 昌幸 明星大学, 情報学部, 教授 (50247152)
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Keywords | CAI / 数式照合 / 数学教育 / 大学教育 / LISPによるCAI |
Research Abstract |
本年度の研究では以下のことを遂行した。 1.マッキントッシュのLISP上への「LISPによるCAIシステム」の移植 Mac用のLISPは日本語が使用できない。その制限を前提に動作するシステムを開発した。 2.レポート、テスト用教育支援システムの開発:ワークステーション上で学習者がレポート、テスト用のファイルを作製し、それを教師にメイルで送る。教師はこのシステムで処理し、レポートの評価、コメント添付、テストの採点を行うシステムを開発し、試験的に利用し、実用化の見込を得ることができた。 処理方法は次の流れで行われる。 (1)学習者の解答を質問毎に1つのファイルに集める。 (2)解答をソ-トする。このとき類似解を判定する簡単な機能を付けた。 (3)教師は各解答に評価、コメント、採点結果などを付ける。 (4)(3)の結果を元に、学生に返送するファイルを作製し、学生に返送する。 3.マルチメディア機能を持ったCAIシステムの開発:コンピュータネットワーク上のWWW(Mosaic)と、LISPによるCAIシステムを同時に起動しておき、Mosaicのマルチメディア機能で説明を行い、CAIシステムで解答させる機能を持つシステムを開発し、実用化の見込を得ることができた。 4.データベースを利用して、回答を選択する方式で教育するCAIシステムのを開発した。これはLISPを利用していないが、今後解答解析などの機能を加えることで、LISPを利用する形態にする予定である。 「LISPによるCAIシステム」の機能をC言語で実現し、本システムの移植性を高めた。
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