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1994 Fiscal Year Annual Research Report

心理発達障害児の診断,指導法訓練のための教育工学的システム

Research Project

Project/Area Number 04558040
Research InstitutionShirayuri College

Principal Investigator

東 洋  白百合女子大学, 文学部, 教授 (60012548)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 飯山 義子  白百合女子大学, 文学部, 教授 (00202838)
繁多 進  白百合女子大学, 文学部, 教授 (10018038)
柏木 惠子  白百合女子大学, 文学部, 教授 (10086324)
森永 良子  白百合女子大学, 文学部, 教授 (50255931)
中村 孝  白百合女子大学, 文学部, 教授
Keywords発達障害児 / LD / エキスパートシステム / プロトコール分析 / 治療教育
Research Abstract

今年度は次のような研究を行った。
1:LD児の認知能力を資料のデータベース化。
白百合女子大学発達臨床センターに来所したLD児34名、周辺ケース90名、知恵遅れ65名、自閉症18名、計207名に関する発達検査及び知能検査成績、家族歴、病歴、教育歴及び予後をデータベース化し、他の障害からLD児と判別するプロフィールを検出した。これによれば、症状としてLD(学習障害)を示していても、LD、精神遅滞、自閉症では認知構造に明らかな差が見られる。したがって、LDの診断基準の一つである認知能力のレベルは、治療的介入を行う上で、必要な情報となることがわかった。さらに、LD児についての多彩な症状、サブタイプについての検討、学習困難以外の問題、発達に伴う変化なども検討した。
2:LD児診断のエキスパートの診断過程を、実際にケースに基づいて逐次言語化してもらい、診断における意志決定過程を流れ図化した。
3:上の結果に基づき、LD児診断における認知能力のプロフィールまでを含めた、診断法についてのCAI作成の基本計画を立て、1部をプログラム化した。
4:知能検査の電算コンピュータによる実施を検討し、言語領域に関しては一応の完成を得た。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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