1992 Fiscal Year Annual Research Report
フィールド研究による睡眠ー覚醒リズムの強制的移行と個人差
Project/Area Number |
04610083
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Research Institution | Notre Dame Seishin University |
Principal Investigator |
石原 金由 ノートルダム清心女子大学, 家政学部, 助教授 (80159756)
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Keywords | フィールド研究 / 概日リズム / スライド・シフト / 朝型-夜型 / 体温 / 活動数 / 携帯用計測装置 |
Research Abstract |
本年度(平成4年度)における研究の概要は,交付申請書に示した研究計画に沿ってほぼ実施することができた.以下に計画の実施概要,当初の計画を変更した点,今後の予定について記述していく. 1.朝型・夜型の学生を抽出し,12日間連続して直腸温,活動数,主観的眠けを測定した.実験の5日目から8日目までは,就床時刻を1日につき1時間ずつ後退させた.直腸温と活動数は携帯用測定装置によって5分毎に測定され,眠けは被験者の覚醒期間中の偶数時刻に測定された. 2.当初の計画との大きな変更点は,実験日数である.当初は10日間連続の予定であったが(コントロール3日,スライドシフト4日,回復3日),データの精度・信頼性をより高めるために,コントロール及び回復期を1日ずつ増やした. 3.現在までに延べ8名の実験を終了したが,1名の体温データは実験中のトラブルにより失われた.次年度前半までは実験を継続してデータ収集を計り,後半で処理・分析に移る予定である.
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