1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04640072
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Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
野田 隆三郎 岡山大学, 教養部, 教授 (70029726)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
洞 彰人 岡山大学, 教養部, 講師 (10212200)
神保 秀一 岡山大学, 教養部, 助教授 (80201565)
池畑 秀一 岡山大学, 教養部, 助教授 (20116429)
石川 洋文 岡山大学, 教養部, 教授 (00108101)
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Keywords | スダイナーシステム / 等周不等式 / 有限群 / カスプ フォーム |
Research Abstract |
1 タイトt-デザインの分類については ウイルソン多項式の根の整数条件が有力な手がかりであるが これの処理方法においてかなりの進展が得られた。今後はこれ以外に入の整数性をうまく結びつけて 最終的な解決をはかりたいと考えている。 2 擬対称4-デザインはタイト4-デザインに他ならず すでに分類が完成している。条件を擬対称3-デザインに弱めても 同じ手法がかなりの程度まで使えることが分かった。デザインの諸パラメーターの整数性および付隨する強正則グラフの結合行列の固有値の整数性が 強い制約を与えており これらをうまく処理して分類を完成させる 見通しができた。 3 スタイナーシステムS(t,k,v)において よく知られているキャメロンの不等式 V≧(b+1)(k-t+1) および私の証明した不等式 V≧(b+1)(k-t+1)+(k-t)の改良として次の結果を得た。 定理 tが奇数で V>(t+1)(k-t+1)とすると V≧(t+2)(k-t+1) が成りたつ.さらに等号が成りたつのは(t,k,v)=(t,b+1,2t+4)のときに限る. この結果は近く論文にまとめる予定である. 4 等周問題については3次元におけるミンコフスキーの不等式 M^2≧4πA,およびA^2≧3VMの改良がいま一歩のところまで進展した。これは有名なブルン・ミンコフスキーの不等式の改良とも結びついているので完成すれば大変面白い結果であると考ている。近いうちに是非完成したい。 また逆向きの等周不等式については 2次元におけるゲージの証明はそのまま3次元以上に適用することはできないがボンネゼンの定理をうまく使う事によって解決への重要な手がかりが得られた。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Hirofumi Ishikawa: "On the Hilbert Modular type cusp forms of weight two over real quadratic fields" To appear in Geometry,Number theory and Physics.
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[Publications] Shuichi.Ikehata: "On H-separable polynomials inskew polynomial rings of automorphic type" Math.J.Okayama University. 34. (1992)
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[Publications] S.Jimbo and Y.morita: "Remarks on the behavior of certain eigenvalues on a singularly perturbed domain with seceral thin channels" Communications in Partial Differantial Equations. 17. 523-552 (1992)
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[Publications] Y.Morota and S.Jimbo: "ODEs on inertial manifolds to reaction diffusion systems in a singularly perturbed domain with several thin channels" Journal of Dynamics and Differential Equations. 4. 65-93 (1992)
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[Publications] Shuichi.Jimbo: "Peaturbation formula of eigenvalues in a singularly perturbed domain" To Appear in the Journal of Mathematical Society of Japan. 45. (1993)
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[Publications] Akihito.Hora: "Remarks on the Shuffling Problem for Finite Groups" To appear in publ.RIMS,Kyoto Univ.29. 153-159 (1993)