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1992 Fiscal Year Annual Research Report

周波数・振幅依存型履歴特性を持つ免震ゴムの非線型振動特性に関する研究

Research Project

Project/Area Number 04650529
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

柴田 耕一  日本大学, 生産工学部, 教授 (00059726)

Keywordsゴム / 非線型振動 / 履歴特性 / ばね定数 / 減衰係数 / 変位振幅 / 周波数
Research Abstract

容器構造(サイロ)等に応用するための高減衰免震ゴムの試験体2体を作成した。振幅及び周波数を変化させて積層ゴムの力と変位の関係を調べるための実験を行った。試験体の製作と実験は「東洋ゴム工業」と共同で行い,非線型特性を研究するための履歴ループの記録を得ることが出来た。試験装置の限界から,小形の次の外形を持つ試験体を実験した。
a)面圧50kg/cm^2以内,高減衰ゴム,外径180φ,内径45φ,厚さ3.4/mm,層的51,形状率S_1=9.9 S_2=0.78等,
b)面圧100kg/cm_2以内,高減衰ゴム,外径130φ,内径40φ,厚さ2.82mm,層的33,S_1=7.98,S_2=0.97等。
1)周波数については水平0.01Hg,0.1 0.2〜1.0Hgでこれ以上については出来る限り実験する予定であり,機械の性能限度まで検討中である。
2)垂直荷重を2.4 4.8 7.4tonの3Caseについて,低い周波数から高へ,小さな振幅から大きな振幅へ変化させて水平方向の特性を調べた。
3)垂直剛性を知るために軸力2〜7tonまで往復0.5tonきざみで上下方向の力一変位を測定した。
以上の実験結果から得られた,各々の履歴ループを用いて,免震用積層ゴムの減衰 剛性についての非線型特性を解析するために,固有周期の特性を示す「骨曲線」,減衰の特性を示す「面積」についてデータの整理を行っている。本研究のための解析用のプログラムソフトのシステムが,現在,完成に近いので,この研究もうまく進むと考える。1Hg,以上のところのデータが不足しているが,実験結果を見ると,周波数,振幅の依存性について観察出来たので,今後,解析して将来容器構造免震に役立つ結果を得たいと努力しているところである。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 柴田 耕一 他3名: "金属製サイロの構造特性係数の線形時周期による依存性" 日本建築学会構造系論文報告集. 435号. P41-49 (1992)

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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