1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04650631
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Research Institution | Kyushu Institute of Technology |
Principal Investigator |
和田 知之 九州工業大学, 工学部・設計生産工学科, 教授 (20039100)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河部 徹 九州工業大学, 工学部・設計生産工学科, 助手 (20214687)
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Keywords | 型鍛造 / 塑性変形 / 材料特性 |
Research Abstract |
(6)正方形断面柱アルミ材料が長方形断面型に充満する過程について数値解析を行う素材形状と材料流れ様式を明かにし、内部ひずみ、型と接触面との摩擦条件による変形様式の変化、素材寸法、形状の相違による流れ変化、成形品仕上げ寸法への影響を明らかにした。(7)(6)の条件下で素材寸法形状6種、型形状寸法1種、摩擦条件4種、計24種条件についてダイセットおよび長方形断面密閉鍛造型を用い実験を行い(5)の計算結果と比較した。(8)長方形断面柱アルミ材料が正方形断面型に充満する過程について数値解析を行う素材形状と材料流れ様式を明かにし、内部ひずみ、型と接触面との摩擦条件による変形様式の変化、素材寸法、形状の相違による流れ変化、成形品仕上げ寸法への影響を明らかにした。(9)(8)の条件下で素材寸法形状4種、型形状寸法1種、摩擦条件3種、計54種条件についてダイセットおよび長方形断面密閉鍛造型を用い実験を行い(5)の計算結果と比較した。 Al材で型充満過程を実験中,繰り返し荷重を加えると,小さい加工荷重で加工できる事解った.加工荷重は抵抗線ひずみ計を用いた測定値で有る.加工力低下の原因として,(1)ひずみ集中部の塑性ひずみ繰り返しによるCyclic-Creep,(2)見かけ摩擦の減少,(3)塑性ひずみ繰り返しによる温度上昇の3要因を考えられる. 要因(1)(2)に付いては,Al材に付いて繰り返し圧縮試験(20Hz)を行った結果,静圧縮に比較して約20%の加工荷重低下した.同様に,圧縮-引張り荷重が歪み集中部に生じると考えられる,後方押出し加工を行った処,約50%の加工荷重の低下した.試験片は小さく要因(3)の影響は小さいと考えられる.要因(2)だけでは,20%あるいは50%の加工力低下は説明出来ない.冷間加工では加工力低下の主要因は(2)と考え得る.繰り返し荷重負荷の加工特性に付いては,94年度塑性加工連合講演会で発表予定である.
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Research Products
(1 results)