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1994 Fiscal Year Annual Research Report

温帯果樹と熱帯果樹における光合成によるエネルギー獲得反応の比較研究

Research Project

Project/Area Number 04660030
Research InstitutionKinki University

Principal Investigator

宇都宮 直樹  近畿大学, 農学部, 教授 (60026622)

Keywords光合成速度 / 熱帯果樹 / 水ストレス
Research Abstract

平成6年度の研究において、熱帯果樹では水ストレスが加わると気孔、特に、CO_2通導性が低下し、その結果光合成速度が低下することが明らかとなった。更に、強光下におかれた亜熱帯性果樹ではCO_2通導性が低下し、それに伴って光合成も低下することが示唆された。このような現象は温帯果樹や純熱帯性果樹では見られなかった。平成4〜6年度の研究結果を取りまとめると次のようになる。
1)一般に熱帯性果樹の光合成速度は温帯果樹に比べて遅くなる傾向が見られた。しかし、亜熱帯性果樹の光合成は温帯果樹のものと同じ程度であり、これらは耐寒性も比較的強かった。
2)熱帯、亜熱帯性果樹の光合成はCO_2通導性によっても大きく左右され、水ストレスや光ストレスが加えられるとその速度は大きく変化することが明らかとなった。

URL: 

Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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