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1992 Fiscal Year Annual Research Report

レーザー光線を用いたPhotodensitometry装置の開発

Research Project

Project/Area Number 04670683
Research InstitutionKawasaki Medical School

Principal Investigator

福永 仁夫  川崎医科大学, 医学部, 教授 (00093302)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 板谷 道信  川崎医療短期大学, 放射線技術科, 講師 (10123704)
大塚 信昭  川崎医科大学, 医学部, 講師 (20140519)
Keywords骨塩是量 / Photodensitometry / レーザー光線 / ピン・フォト・ダイオード
Research Abstract

本年度は、骨塩定量のためのレーザー光源を用いた簡易型photodensitometry装置の開発を目的に、ソフトとハードの両面で基礎的な検討を行っている。
本装置は、機構的にはレーザー光源・フィルム駆動部・受光部・マイクロコンピュータ部に大きく分けられる。これらの仕様は以下のごとくに設定した。レーザー光源としては、ヘリウムーネオン管出力0.95mW、波長0.6328μmを使用している。フィルム駆動部には、市販のXYディジタルプロッタを用い、フィルムの高速スキャンが可能であった。受光部には高感度・超高速PIN・フォト・ダイオードが使用された。フィルムのスキャン制御はマイクロコンピュータとパラレルインターフェース経由で行った。透過光の濃度計算処理は、受光部の信号を分解能14bit、最大サンプリングレート51.2kHzのADコンバータを経由してマイクロコンピュータで行っている。なお、一度により多くの濃度データを取り込めるように、マイクロコンピュータには8Mbyteの増設メモリーが内蔵されている。
このシステムを制御するのはマイクロコンピュータであり、フィルムのスキャン制御、受光信号の濃度変換、得られた濃度情報の画像表示などの各種処理とその保存などを行う部分に使用した。しかし、フィルムのスキャンスピード・スキャン面積・スキャン幅、ADコンバータのサンプリングレート・分解能・利得、マイクロコンピュータの処理速度・メモリーの容量、これらのパラメータの間には相反する関係があるので、適切な条件を見いだすために、現在基礎的なプログラムを作成しながら検討している。なお、プログラムは、開発効率の面でインタープリター形式のQuick BASIC 4.5を用いて作成している。なお、本装置の基本性能について従来のMD法との比較を引き続き行う予定である。

URL: 

Published: 1994-03-23   Modified: 2016-04-21  

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