1992 Fiscal Year Annual Research Report
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04670887
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| Research Institution | Mie University |
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Principal Investigator |
荻原 義郎 三重大学, 医学部, 教授 (20024755)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
藤浪 周一 三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (30199351)
関口 章司 三重大学, 医学部・附属病院, 助手 (50242946)
塩川 靖夫 三重大学, 医学部・附属病院, 講師 (80115708)
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| Keywords | soft tissue sarcoma / colony assay / chemotherapy / anti-tumor agent / flow cytometry / sensitivity test / cell culture / fibroblast |
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| Research Abstract |
【軟部悪性腫瘍の感受性試験に必要な腫瘍細胞を採取する最適な方法の検討】
腫瘍組織より腫瘍細胞を採取する方法として、移植片法、トリプシン、プロナーゼ、コラゲナーゼなどの酵素による化学的分散法、ホモゲナイザーあるいはメスによる細切などの機械的分散法を行い、各々一定量の組織から得られる浮遊細胞の数、その細胞の光顕的・電顕的形態観察、flow cytometryによる細胞学的な検討をおこなった。結果としては機械的分散法では腫瘍細胞の比率が高いが、採取できる細胞数に限りがあった。また形態上比較的腫瘍細胞が豊富な初代培養が継代中に線維芽細胞優位になることはこれまでにも知られているが、この変化が感受性試験に与える影響に関しても検討中である。更に各々の方法で採取した細胞で二重軟寒天培地内のコロニー形成率を測定、同時に感受性試験を施行し、結果を比較検討している。
【コロニー形成細胞の分離と性格】
コロニー形成細胞の分析は、それを分離・増殖させる適切な培養条件を見いだすことができず、なお達成されていない。平成5年度は、conditioned mediumを使用するなどのの方法でこれを分離培養し、平顕的・電顕的形態観察および免疫組織学的な検討、flow cytometryによる細胞学的な検討、nude mouseへの移植を行い、非腫瘍細胞がどの程度含まれているかの検討を継続する。
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