1992 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04671174
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Research Institution | Aichi Gakuin University |
Principal Investigator |
稲垣 幸司 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (50211058)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 和弘 愛知学院大学, 歯学部, 助手 (20241135)
吉成 伸夫 愛知学院大学, 歯学部, 助手 (20231699)
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Keywords | ディスクレパンシー / 歯列不正 / 叢生 / 歯の病的移動 |
Research Abstract |
歯周病患者の食餌日誌分析の結果は蓄積されてきているが、各病態についての個体数がやや不足しているのでデータを蓄積している。また、成人病(糖尿病や高血圧など)を伴ったものや歯周組織健全者のコントロールも不足しているので同時に蓄積させてきている。まず、20歳代や30歳代から分析していく予定である。心理テストの分析結果も蓄積されてきているので各年代ごとに分けて検討している。また、ストレス度や性格特性と病態の難易度・治療に対する反応などを検討中である。セファログラム分析に関しては、ようやく本年度備品にて分析ソフトを購入し、資料分析を行ないデータを蓄積させていく予定である。現在、歯周病の進行に伴う上顎歯列の離開と顔貌との関係や叢生歯列と歯周病の進行との関係について検討している。叢生歯列のメインテナンス良好群では、水平因子・垂直因子・密集度・回転度・傾斜度の5因子のうち、水平・垂直・密集度の因子が関与した歯列であること、一方、メインテナンス不良群では、回転度・傾斜度が関与した歯列であることが臨床データから示唆されてきている。従って、その傾向を模型において人工プラーク除去率を指標に確認しようとしている。しかし、模型予備実験において人工プラーク・人工歯・歯ブラシの選択段階の時点で、見直しをせまられているところである。
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