1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04671448
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
兼松 百合子 千葉大学, 看護学部, 教授 (20091671)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
杉本 陽子 三重大学, 医療技術短期大学部, 助教授
中島 光恵 千葉大学, 看護学部, 助手 (50241980)
古谷 佳由理 千葉大学, 看護学部, 助手 (90222877)
内田 雅代 千葉大学, 看護学部, 助手 (70125938)
武田 淳子 千葉大学, 看護学部, 講師 (50157450)
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Keywords | 慢性疾患患児 / 社会適応力 / 療養行動 / ストレス / ソーシャルサポート / 自主性 / 学校生活 / 小児糖尿病 |
Research Abstract |
慢性疾患をもつ小児が、治療を続けながら社会生活をしていく力を育み促進する援助方法を見出すために、前年度に引き続き次のように研究活動を進めた。 1.前年度に調査した6疾患(糖尿病、慢性腎疾患、悪性腫瘍、心疾患、気管支喘息、てんかん)の患児の療養行動、ストレス、ソーシャルサポートについてまとめ、それぞれの関連学会に発表した。また、ソシャルサポートについては心疾患を除く5疾患について比較した。 2.糖尿病患児について、次のように実施した。(1)平成5年度に発症した5名について、入院中に指導されたこと、もっと知りたかったこと、退院後に困ったことを把握した。(2)入院中の患児・親と看護スタッフとの会話を記録し、PACTの基本スキルの視点から分析を試み、入院中の指導プログラムについて検討している。(3)外来での指導について、前年度に得られた療養行動の重要項目とPACTの基本スキルを取り入れることを担当医師と申合せ、糖尿病外来で実施し、経過を記録している。(4)療養行動について以前に実施した2つの調査結果から30項目を選定し、療養行動のアセスメント用具を作成した。(5)糖尿病児の社会適応力を促進するために外来で実施可能なインターベンションについて検討した。 3.慢性腎疾患患児において、(1)療養行動、ストレス、ソーシャルサポートを外来通院児と入院児について調査し、両者を比較した。(2)入院中の指導内容を検討するために、平成6年3月に退院する患児とその親について、疾患の受けとめ方と知識を調査した。6ヵ月後、1年後の追跡調査が計画されている。
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[Publications] 兼松百合子: "慢性疾患と思春期の看護-思春期の糖尿病を中心に" 思春期学. 11. 294-299 (1993)
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[Publications] 兼松百合子: "糖尿病児の看護における成長発達の視点" 日本看護科学会誌. 13. 2-3 (1993)
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[Publications] 中島光惠 他: "慢性腎疾患患児の日常生活の実態" 日本看護科学会誌. 13. 74-75 (1993)
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[Publications] 杉本陽子 他: "悪性腫瘍患児の日常生活の実態" 日本看護科学会誌. 13. 76-77 (1993)
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[Publications] 武田淳子 他: "てんかん患児の日常生活について" 第40回日本小児保健学会講演集. 586-587 (1993)
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[Publications] 内田雅代 他: "気管支喘息児の日常生活の実態" 第40回日本小児保健学会講演集. 364-365 (1993)