1992 Fiscal Year Annual Research Report
食物摂取状況と生活活動指数(x)・付加運動量の簡易算出システムの開発
Project/Area Number |
04680102
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Research Institution | Hiroshima Chuo Women's Junior College |
Principal Investigator |
大下 市子 広島中央女子短期大学, 生活料学科, 助教授 (90150854)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西原 照代 大手前女子短期大学, 生活文化学科, 助教授 (70189299)
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Keywords | 生活活動指数(x) / RMR / 歩数量 / 食物摂取状況 / 簡易算出法 |
Research Abstract |
1.生活時間 (1)歩数を組み込んだ生活活動指数(x)の簡易算出法について 1日の運動量の目安として歩数量がよく用いられるので、歩数量を組み込んだ生活活動脂数(x)の簡易算出法の検討を行った。この場合、座る、立つ、歩く、走るの動作時間と生活活動指数、歩数の関連を統計的に処理し問題点を明らかにする必要があると考えられたので、統計処理の専門家である大阪大学薬学部高木達也先生と共同研究を行った。その結果、歩数量を組み込み生活活動指数を算出する場合、1日の歩数量だけでなく、立ち時間、入溶時間および歩数計で計測されるもののRMRの大きい階段昇降、筋肉労働等の記録を行う必要があることがわかった。これらについては、第47回日本栄養・食糧学会総会(1993.5.17.)において発表予定である。 (2)RMRの測定 労働科学研究所 主任研究員渡辺明彦先生の指導のもと、RMRのデータが公表されていない舗装道路・坂道での自転車(ギア付き)走行、携帯用ベビーカーを使用しての歩行、化学雑巾を用いた掃除などの測定を行った。現在、これら活動のRMRと心拍数の関係を検討中である。 2.食物摂取状況調査 食事内容を主食、副食(主菜、副菜)、汁物、デザートと分類し予備調査を行った結果、どれだけ摂取したかの目安を分かりやすくすることが必要と考えられたので、その設問方法について検討中である。また、調査結果の判断基準となる栄養素・6群の食品構成データの充実をはかっている。
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