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1993 Fiscal Year Annual Research Report

糖尿病における催奇型性、巨大児分娩の基礎的研究

Research Project

Project/Area Number 04807121
Research InstitutionTokyo Women's Medical University

Principal Investigator

本田 正志  東京女子医科大学, 医学部, 助手 (50075454)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 豊田 智里  東京女子医科大学, 医学部, 助教授 (50075272)
大河原 久子  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (10075468)
Keywords耐糖能異常妊婦 / 巨大児 / 催奇型性 / ストレプトゾトシン糖尿病ラット / 膵島の同種移植 / 臨界血糖値 / インスリン / 胎仔膵
Research Abstract

耐糖能異常妊婦は巨大児の合併率が高いがその機序は,まだ完全には明らかにされていない。膵島の同種移植によって作製したSTZ糖尿病妊娠ラットを作製し,母体耐糖能異常の程度と胎仔体重との関係を検討した。ウイスター系ラットを妊娠出産させ新生児膵を全掎,コラゲナーゼ法で単盤,膵島細胞を作製。前記ラットと同腹同系ラット12匹を対象としてSTZを静注し糖尿病とした後,培養膵島細胞塊を移植。移植細胞塊の数を段階的に考える事により軽症から重症の耐糖能異常妊娠ラットを作製。正常雄ラットと交配,妊娠中の血糖を観察し,経ロブドウ糖負荷検査を実施。妊娠21日目に妊娠ラットを帝王切開した後胎仔体重,膵重量を測定した。胎仔膵は単位重量当りのインスリン含量をRIA法で測定した。4匹の正常ラットを正常対照群とした。胎仔体重は平均母体空腹時血糖値が130mg/dl未満のとき正の相関130mg/dl以上では負の相関を示した。同様に胎仔体重はブドウ糖負荷検査時の血糖値の総和であるSIGMABSが460mg/dl未満の時に正の相関,460mg/dl以上では負の相関を示した。胎仔体重と胎仔膵重量とは良好な正の相関を示した。胎仔の膵重量当りのインスリン含量の検討では,正常対照群に比べて巨大胎仔群で有意にインスリン含量は多かった。耐糖能異常妊娠ラットの胎仔発育に臨界血糖値があることが認められた。これは新知見であり,第29回ヨーロッパ糖尿病学会(於・イスタンブール1993年9月)に於いて口演発表した。〓第37回日本糖尿病学会(於・徳島1994年5月)に於いて口演発表の予定である。今後同ラットの胎仔膵組織学的検討を加える予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] M,Honda ,H.Ohgawara Q.Fu et al,: "EHect of msternel glcecose intorrelance on betal growch;mscroeomia borne by streptogotocin-induced dyabetic rat with istet-transplandaltor" Diabetoloyia. 36. A42 (1993)

URL: 

Published: 1995-03-23   Modified: 2016-04-21  

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