1992 Fiscal Year Annual Research Report
融合蛋白質バンクの作成とそれを用いた蛋白質間相互作用の研究
Project/Area Number |
04808042
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
安井 明 東北大学, 抗酸研, 助手 (60191110)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田村 眞理 東北大学, 抗酸研, 教授 (20124604)
菊池 英明 東北大学, 抗酸研, 助教授 (60006111)
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Keywords | 蛋白質 / ライブラリー / cDNAクローン / 分子生物前 |
Research Abstract |
三種の融合蛋白質を作る為のベクターにcDNAライブラリーを導入して融合蛋白質バンクを作成する準備として、これらのベクターにあるマーカーとなる蛋白質の性質を調ベた。GSTは発〓効率がよく、最も抗度がなく使われるが蛋白質によっては、切られることがある。 ヒハチジンのtagはそのチャージのよりマイナスチャージを保つDNAや蛋白質とはくっつく性質があること、三つめのMalE蛋白は最も安定しているが分子量が大きいことなどそれぞれに長所、短所がある。従って一時に蛋白質バンクを作る為には、融合バンクを作った後にプロテアーゼで切り本来の蛋白質にする必要がある。その経験から、我々はMalEにくっつけてマウス肝細胞由来のcDNAライブラリーを〓〓した。出来たライブラリーを積製して、世界で始めての蛋白質ライブラリーを作成した。これらのライブラリーの性質や、目的する酵素活性があるかどうかについては目下のところ検討中である。将来的にはこれらのライブラリーの中から、必要に従ってある酵素活性を調べる〓〓〓のラッセイ法を確立し、〓〓した後に、元のライブラリーにもどってその酵素活性を持つクローンを固定するシステムを完成したいと考えている。
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Research Products
(5 results)
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[Publications] Yasui,A. 他: "Mitochondrial DNA repair by photolyase" Mutation Research. 273. 231-236 (1992)
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[Publications] Ito,M. 他: "A gene family homologous to the S-phase specific gene in higher plants" FEBS Lett.301. 29-33 (1992)
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[Publications] Yasuhira,S.and Yasui,A.: "Visible light-inducible photolyase gene from the goldfish carassius auratus" J. Biol. Chem.267. 25644-25647 (1992)
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[Publications] Riboni,R. 他: "Identification of the 11th complementation group of UV-sensitive excision repair-defective rodent mutant" Cancer Res.52. 6690-6691 (1992)
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[Publications] Numata,M. 他: "Identification of cellular defect in UVSl, a UV-sensitive Chinese hamster ovary mutant cell line" Cancer Res.53. 495-499 (1993)