1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
04832033
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Research Institution | KYUSYU INSTITUTE OF TECHNOLOGY |
Principal Investigator |
原 泰毅 九州工業大学, 工学部, 教授 (10039084)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中村 英嗣 九州工業大学, 工学部, 講師 (40037940)
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Keywords | エアーバッグ / アジ化ナトリウム / 経時変化 / 熱反応性 / メカノケミストリー |
Research Abstract |
エアーバッグ用ガス発生剤の主剤であるアジ化ナトリウムおよびアジ化ナトリウムと酸化剤混合物について、熱分析法、燃焼熱測定、燃焼速度の測定などを行ない、以下の結果を得た。 (1)アジ化ナトリウム単体の熱反応性に及ぼす諸因子の影響 昨年度に引続き、アジ化ナトリウムの熱反応性に及ぼす粒子径、結晶性、雰囲気、水分及び経時変化の影響について検討し、結果を学会誌に投稿した(Thermal analysis of sodium azide,雑誌名 Journal of Hazardous Materials,掲載許可)。 上記と同様に、アジ化ナトリウムのメカノケミストリーについて検討し、興味ある結果が得られたので学会誌に投稿した。(アジ化ナトリウムのメカノケミストリー,雑誌名:火薬学会誌,vol55(NO.1),4(1994))。 (2)アジ化ナトリウム-酸化剤混合物の熱反応性 アジ化ナトリウム-二酸化マンガン-二酸化ケイ素混合物の熱分析、燃焼熱及び分解生成物の定性・定量データを得て、結果を学会で口頭発表した(アジ化ナトリウムと二酸化マンガン混合物の熱反応,工業火薬協会1993年度年会講演要旨集,P47)。また、「アジ化ナトリウム-二酸化マンガン-二酸化ケイ素混合物の反応性」というタイトルで、火薬学会1994年度春季年会に口頭発表の予定である。 (3)アジ化ナトリウム-酸化剤混合物の熱分解反応 アジ化ナトリウム-酸化剤混合物の等温熱分解反応を行い、熱分解速度式および速度パラメータを得た。
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Research Products
(2 results)
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[Publications] 原 泰毅,小田 誠,中村 英嗣: "アジ化ナトリウムのメカノケミストリー" 火薬学会誌. 55. 4-9 (1994)
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[Publications] HideTsugu Nakamura,Keiji Sakamoto,Yasutake Hara,Kohzi Ochi: "Thermal analysis of sodium azide" Journal of Hazardous Materials. (掲載許可).