1993 Fiscal Year Annual Research Report
複数の情報源出力を伴うシャノン暗号システムに対する符号化定理に関する研究
Project/Area Number |
04836005
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山本 順寛 東京大学, 工学部, 助教授 (60134475)
|
Keywords | 脂質過酸化物 / 脂肪酸酸化生成物 / 酸素ラジカル / 酸化ストレス |
Research Abstract |
動物の寿命と比代謝速度が逆相関することから,老化のプロセスに酸素ラジカルが深くかかわっていると考えられている.しかし生体が酸化傷害を受けているという直接的な証拠の一つとして,血漿中のコレステロールエステルヒドロペルオキシドの存在がある.このレベルはヒトよりもラットで高く,酸化ストレスと老化との関係を示唆する.またこの脂質過酸化物のレベルの高い無アルブミンラットは,ある種のアミンに対して感受性が高く発がんしやすいことも興味深い. 次に,生体膜脂質が酸化を受けたときに生成するリン脂質過酸化物の分析法の確立した.これをラット肝臓や心臓などの生体試料に適用したが,ホスファチジルエタノールアミンヒドロペルオキシド,ホスファチジルセリンヒドロペルオキシド,ホスファチジルイノシトールヒドロペルオキシド,カルジオリピンヒドロペルオキシドのいずれも検出できなかった.これはグルタチオンペルオキシデースによりヒドロペルオキシドの還元されまたホスホリパーゼとアシルトランスフェラーゼにより修復されているためと推定された. したがって,脂肪酸の酸化生成物の超高感度分析法の開発する必要があると考えられた.そして試料を加熱することなく迅速に誘導化し高感度で分析できる方法としてジエチルホスホロシアニデートを触媒とするモノダンシルカダベリン誘導化法を採用することによりピコモルレベルの脂肪酸及びその酸化生成物の分析が可能となった.これを用いて,脂肪酸の酸化生成物がヒトよりもラット血漿中に多く存在することを明らかにした.また酸化ストレス負荷ラットで有意に増加した.
|
-
[Publications] Y.Yamamoto: "Comparison of Plasma Levels of Lipid Hydroperoyides and Antioxidants in Hyperlipidemic Nagrse Analbuminemic Rats,Sproaue Dawley Rats,and Humans" Biochem.Biophys.Res.Commun.189. 518-523 (1992)
-
[Publications] Y.Yamamoto: "Method for the Detection of Phospholipid Hydroperoxides at Picomole Levels and its Application to Biological Samples" Oxygen Radicals. 311-314 (1992)
-
[Publications] Y.Nagata: "Fluorometric Analysis of Frec Fatty Acid Hydroperoxides and their Alcohols,and its Application to Blood Plasma" Oxygen Radicals. 315-318 (1992)
-
[Publications] S.Yamashita: "Oridation of mirochondrial and microsomal membranes by frce radical initicators" Oxygen Radicals. 641-644 (1992)
-
[Publications] Y.Yamamoto: "Plasma glutathone peroxidase neduces Phosphatidylcholine hydroperoxide" Biochem.Biophys.Res.Commun.193. 133-138 (1993)
-
[Publications] C.Naito: "Lipid peroxides as The initiating factor of atherosclerosis" Arm.New York Acad.Sci.676. 27-45 (1993)