2004 Fiscal Year Annual Research Report
インターネット上でのマルチパス・マルチストリーム伝送および輻輳検出のための一般的枠組みに関する研究
Project/Area Number |
04F04782
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Research Institution | Fukuoka Institute of Technology |
Principal Investigator |
BAROLLI Leonard 福岡工業大学, 情報工学部, 助教授
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
DE Marco Giuseppe 福岡工業大学, 情報工学部, 外国人特別研究員
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Keywords | マルチメディア通信 / ハンド・オフ / 無線ネットワーク / IPV6 / アドホックネットワーク / 予測アルゴリズム / 自動コンフィグレーション / トラフィック制御 |
Research Abstract |
本研究では、無線/有線ネットワークにおけるマルチメディア・アプリケーションのためのフレキシブルフレームワークについて検討し、マルチストリーミング転送とマルチホーミング転送の汎用的なフレームワークを確立するため、API (Application Programming Interface)の定義を行い、アプリケーションレベルにおける相互作用の明確化をはかった。移動体の管理のためのマルチストリーミング、マルチホーミング、ロードシェアリングのプロパティについて検討を行った。 さらに、無線/有線通信のためのマルチストリーミング転送プロトコルと、マルチホーミング転送プロトコルについて理論的観点から検討した。ここでは帯域、ホップ数、ストリーム数、インターフェース数、アプリケーションの種類のようなパラメータに基づいたモデル構築を実施した。スループットの取得、パケットロス率の呼出し、ノイズ比率による同期の実現をはかり、遅延-損失-最小スループットに基づくQoSを考慮した転送プロトコルの実現を目指している。 今年度はモバイルIPV6のモバイルノードの自動コンフィグレーションの高速化のための新しいアルゴリズムを提案した。ハンド・オフのプロセスではノードの移動によって遅延が生じるため、ハンド・オフのプロセスを高速化する必要がある。この高速化はルーターにおけるアドバタイズメントの周波数変調(Beaconing)によって実現可能であることがわかった。そこで、本研究では線形予測に基づく新しいアルゴリズムを提案した。シミュレーションの結果、提案手法はハンド・オフ・セットアップを減少できることが確認できた。
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Research Products
(8 results)