1994 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05045022
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
伊藤 信夫 大阪市立大学, 理学部, 教授 (10047045)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
MONDAL N.K. タタ基礎研究所, 講師
SIVAPRASAD K タタ基礎研究所, 教授
TONWAR S.C. タタ基礎研究所, 教授
NARASIMHAM V タタ基礎研究所, 教授
SREEKANTAN B タタ基礎研究所, 特任教授
MENON M.G.K. タタ基礎研究所, 名誉教授
林 嘉夫 大阪市立大学, 理学部, 助教授 (00106337)
川上 三郎 大阪市立大学, 理学部, 助教授 (40047337)
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Keywords | 空気シャワー / 化学組成 / γ線点源 / 核相互作用 |
Research Abstract |
一次宇宙線の化学組成、高エネルギーγ線源及び超高エネルギー領域における核相互作用の特性変化などの研究を行うため、1)大面積、高密度空気シャワーアレイ、2)大面積ミューオン検出器、3)高精度到来方向測定器、4)高速度、大容量データ収集装置等が必要となる。これらの目標を完遂するべく、電磁成分検出器1,000台、ミューオン検出器2,000m^2による空気シャワーの観測が計画された。南インド・タミールナド州ウ-ティーにあるタタ研究所電波天文学センターの構内では、本研究計画の為新観測所の建物の建設が進められている。 空気シャワー観測の第一期計画として、電磁成分検出器250台、ミューオン検出器500m^2の規模を目指して平成6年から本格的建設を開始した。 5〜12月の間にミューオン検出器用の比例計数管約3,000本分がコラ-金鉱から移送され、その内2,700本が既に装置(3ユニット)に組込まれた。現在は吸収層のコンクリートブロックを積み上げている。第一ユニットの3台のモジュール(合計108m^2)についてはアンプなどが取り付けられ、電子回路系のテストが進行中である。 一方、電磁成分検出器は、8台が所定の場所に設置され、15台が設置の準備中で、40台が製作中である。なお、全ての電磁成分検出器は高精度時間差測定機能を持ち、約100台分の資材は既にインド側で購入済みである。 これらの進行状況から見て、今年度中に第一ユニットの全モジュール(4台)については装置全体のテストが可能となる。又、来年度中には電磁成分検出器約80台とミューオン検出器4ユニット(合計576m^2)によるテスト及び観測の実施が期待される。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] N.Ito,S.Kawakami,Y.Hayashi,Y.Uchihori,V.S.Narasimham,M.R.Krishnaswamy et al.: "Special type of Events observed at Great Underground Depth" Proc.VIII Int.Symposium on Very High Energy Cosmic Ray Interaction. 699-710 (1994)
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[Publications] Y.Uchihori,V.S.Narasimham,M.R.Krishnaswamy,Y.Hayashi,N.Ito,S.Kawakami et al.: "The Point Source Search with Lcrge Angle Muon Events" 発表予定.
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[Publications] N.Ito,S.Kawakami,Y.Hayashi,Y.Ushihori,V.S.Narasimaham,M.R.Krishnaswamy,N.K.Mondal et al.: "Search for Neutron Anti-neutron Oscillation at Great Depth Underground" 発表予定.
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[Publications] S.Kawakami,Y.Hayashi,N.Ito,S.C.Tonwar,K.Sivaprasad,S.K.Gupta et al.: "Study of Primary Cosmic Ray Composition using a very large area muon detectors" XXIV ICRC Roma HE3 発表予定.
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[Publications] N.Ito,Y.Hayashi,S.Kawakami,Y.Uchihori,V.S.Naraimham,M.R.Krishnaswamy,N.K.Mondal et al.: "Point Source Search at Great Underground depth" XXIV ICRC Roma HE4 発表予定.
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[Publications] Y.Hayashi,S.Kawakami,N.Ito,S.C.Tonwar,K,Sivaprasad,S.K.Gupta et al.: "Study of Primary Cosmic Ray Energy Spectrum with a Compact Electron Detector Array" XXIV ICRC Roma HE3 発表予定.