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1994 Fiscal Year Annual Research Report

-角膜移植の永久生着に関する共同研究-

Research Project

Project/Area Number 05045051
Research InstitutionKitasato University

Principal Investigator

石川 哲  北里大学, 医学部, 教授 (60050382)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) PETER G.Wats  英国ケンブリッジ大学, 医学部, 助教授
片見 睦夫  北里大学, 医学部, 助手 (50152682)
Keywords角膜移植 / 紫外線 / ブタ
Research Abstract

第2年度は、ミニブタを用いての大動物実験の施行が主たる目的で、ケンブリッジ大学の大動物宿舎にて、片見により角膜移植のコントロール群の作成が行なわれた。約3ケ月の訪英により、新たに生じた問題点は (1)英国自治省の法改正により アニマルライセンスの取得の条件が変更され 特に大動物に関しては新規に試験審査が義務付けられた。(2)そのための3日間の特別講義と実習が要請され、 その後筆記試験と口頭試験と実施試験が行なわれ、最終的に合格通知が発行される。(3)この変更のため、実際の移植実験は期間的に大幅に短縮された。
ライセンス取得後に行なわれた大動物の移植実験より生じた解決すべき問題点は、(1)ミニブタは全身麻酔を行なうが、その麻酔による死亡が時々みられる。(2)術後の移植眼における局所的な感染症が多い。(3)現在の豚舎の保有する豚の種類において、完全に種の異なるブタはおらず一部家系を共有する種のみであるため 純粋な拒絶反応が得にくい。
以上の問題点より 最終年度の第3年はこれらの解決策として、まず種の異なるミニブタの確保が最優先課題となる。このブタを用いることで拒絶反応モデルを確立し その後紫外線照射による最終的な実験を行なうことを予定する。

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Published: 1996-04-08   Modified: 2016-04-21  

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