1995 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05206109
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
小嶋 祥三 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (70027499)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
室伏 靖子 立命館大学, 文学部, 教授 (80027482)
松沢 哲郎 京都大学, 霊長類研究所, 教授 (60111986)
桐谷 滋 東京大学, 医学部, 教授 (90010032)
久保田 競 日本福祉大学, 情報社会科学部, 教授 (30027479)
渡辺 茂 慶応大学, 文学部, 教授 (30051907)
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Keywords | 認知 / 言語 |
Research Abstract |
重点領域研究の総括班として以下のことを行った。 1.総括班会議、全体会議の開催 6月、10月、2月に総括班会議と全体会議を開催し、重点領域の運営および活動について討議した。 2.シンポジウム、講演会の開催 以下の3回シンポジウム・講演会を主催した。今年度は特に周辺領域との交流を目指した。 6月16日「現代の育児の諸問題」東京:早大国際会議場 10月27、28日「言語習得の諸相」京都:京大会館 2月3日「認知・言語の成立:障害児の研究から」東京:早大国際会議場 3.論文集の出版 「認知・言語の成立」論文集(2)を出版した。内容は2月のシンポジウムに合わせて、障害児研究から認知・言語の成立を検討したものと、この重点の総括と今後の発展についての2種類である。 4.研究成果報告書の出版 英文の報告書を作成した。タイトルは"The Emergence of Human Cognition and Language"である。 5.ニュースレターの作成 今年度は第9、10号を作成した。
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Research Products
(8 results)
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[Publications] 小嶋祥三: "サルの研究からみたヒトの音声言語" 音声言語医学. (印刷中). (1996)
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[Publications] Watanabe,S.: "Discrimination of Monet and Picasso in pigeons" J.Eyp.Anal.Behav.63. 165-174 (1995)
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[Publications] Nakamura,K.: "The primate temporal pole:Its putative role in object rocognition memory" J.Neurophysiol.74. 162-178 (1995)
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[Publications] Kiritani,S.: "Vocal cord vibration in the production of consonants-observation by means of high-speed digital imaging using a fiker scope" J.Acoust.Soc.Jpn.17. 1-8 (1996)
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[Publications] Tonooka,R.: "Hand prefereuces of captine chimpanzees (Pan troglody tes) in simple reacling for food" Int.J.Primatol. 16. 17-35 (1995)
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[Publications] 小嶋祥三: "霊長類の自己鏡映像への反応" 失語症研究. 15. 141-147 (1995)
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[Publications] 渡辺茂: "認知の起源をさぐる" 岩波書店, 110 (1995)
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[Publications] 本吉良治: "心と道具:知的行動からみた比較心理学" 培風館, 279 (1995)