1993 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
05207116
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Research Institution | Ehime University |
Principal Investigator |
荻野 和彦 愛媛大学, 農学部, 教授 (90026394)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
古川 久雄 京都大学, 東南アジア研究センター, 教授 (00026410)
吉田 集而 国立民族学博物館, 第3研究部, 教授 (90099953)
市川 光雄 京都大学, アフリカ地域研究センター, 助教授 (50115789)
井上 民二 京都大学, 生態学研究センター, 教授 (90109041)
安成 哲三 筑波大学, 地球科学系, 教授 (80115956)
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Keywords | 地域 / 環境 / 生態 / 気候 / 資源 / 人間 / 社会 / 文明 |
Research Abstract |
本年度は各研究者のフィールドワークの成果をもとに以下の研究会を実施した。 年月日 場所 研究テーマ(話題提供者) 1993年 6月14日 霧島 地域と生態環境:オセアニアの事例(吉田集而) 生態学における地域研究(井上民二) 10月11日 松山 地球環境におけるアジアモンスーンの重要性(安成哲三) 地域研究と環境問題-ザイール・イトリの森の例(市川光雄) 12月18日 吹田 地球環境研究の科学と政治(三菱化成生命科学研・米本昌平) 東南アジアの海面上昇(愛媛大学工学部・柳 哲雄) 1994年 2月19日 松江 地域と地球の人工支持力と土(島根大学農学部・若月利之) 瀬戸内海の風景の変遷(愛媛大学工学部・柳 哲雄) 海域世界の構造(古川久雄) 研究会では、固有文化の培地としての生態環境を気候、生物、ヒト、社会の諸要素から解析的なアプローチをおこない、それら諸過程の総合化、体系化としての持続的な資源マネージメントの具体的提示の試みをおこなった。
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Research Products
(8 results)
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[Publications] 荻野 和彦: "社会・生物相互作用系としての熱帯雨林" 日本農薬学会誌. 18. 127-133 (1993)
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[Publications] 中村 浩二: "熱帯における昆虫の生活史と個体群動態" 科学. 63-12. 802-810 (1993)
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[Publications] WAKATSUKI,Toshiyuki: "Multiple regression method for estimating rates of weathering and soil formation in watershed" Soil Science and Plant Nutrition. 39-2. 153-159 (1993)
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[Publications] 若月 利之: "縄文時代の人工分布と土壌の肥沃度" 先史学考古学研究. 4. 31-43 (1993)
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[Publications] 吉田 集而: "イワム族" 明石書房, 256 (1993)
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[Publications] 吉田 集而: "東方アジアの酒の起源" ドメス出版, 349 (1993)
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[Publications] 柳 哲雄: "風景の変遷-瀬戸内海-" 創風社 (出版予定), (1994)
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[Publications] NAKAMURA,Koji: "Novel Aspects of the Biology of Chrysomelidae" Kluwer Academic Publishers, 867 (1993)